...籬枯生(まがきかれふ)はた菜園(さいゑん)のうへにそは早き春(はる)の花(はな)よりもあたたかし...
伊東静雄 「詩集夏花」
...逆樣(さかさま)に手をうつて青々とした神籬(ひもろぎ)を作り成してその中に隱れてお鎭まりになりました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...晝の間籬(まがき)を固く結(ゆ)へど...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
......
高浜虚子 「五百句」
...籬(まがき)の蟲の駭(おどろ)かん樣も見えず...
高山樗牛 「瀧口入道」
...それからちょっとおくれて、生籬の間から、先の者が忍び出て、自転車に乗って彼の女を追っかけ始めたのであった...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「自転車嬢の危難」
...生籬の蔭にかくれるべきだった...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「自転車嬢の危難」
...籬を越すことがじょうずであったから...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...生籬にかこまれたひそやかな家の軒先に...
豊島与志雄 「白藤」
...電車通りから生籬の多い閑静な小路がU形に奥にはいっていた...
豊島与志雄 「掠奪せられたる男」
...前人(ぜんじん)の籬下(りか)に立ちて...
夏目漱石 「草枕」
...籬(まがき)は薔薇で一ぱいだこと! しかし何も摘む暇がない...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...涙のみきりふさがれる山里は籬(まがき)に鹿(しか)ぞもろ声に鳴くという返事を...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...籬落(りらく)として...
吉川英治 「三国志」
...籬(まがき)の菊花(きく)に眼をやりながら...
吉川英治 「親鸞」
...梅暦(うめごよみ)の挿絵(さしえ)で見るような萩(はぎ)の籬(まがき)で一軒家...
吉川英治 「松のや露八」
...以前の瑞籬(みずがき)は...
吉川英治 「源頼朝」
...わたしは生籬に近づいて...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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