...室内に籠りたる生暖(なまぬる)き風むんむと面(おもて)を撲(う)ちて不快(こころわる)きこといわん方無し...
泉鏡花 「活人形」
...歸洛の後は一室に閉籠りて...
高山樗牛 「瀧口入道」
...大方その同じ晩にお籠りをしていた人々などがしゃべって歩いたのであろう...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...私の胸には悪獣が穴籠りしてゐるらしい...
種田山頭火 「其中日記」
...ああして病気お引籠りということになっているんでございます...
中里介山 「大菩薩峠」
...この冬籠りに退屈の色は見えません...
中里介山 「大菩薩峠」
...この宿の冬籠りのうちで...
中里介山 「大菩薩峠」
...この宿の冬籠りの皆さんを中心に...
中里介山 「大菩薩峠」
...蛸壺に籠りてある時...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...早くから自分の部屋に籠り...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ブラブラ病ひでお引籠りと言ふのは世間體の表向きで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...君未だ大殿籠りいますらん鶯来啼く我は文書くしやれのめした歌である...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...何れの御時にか釆女御門の御別れを歎き生ながら籠りたる也」是は垂仁帝の世に土偶を以て人に代へ殉葬を止められたに拘らず...
南方熊楠 「人柱の話」
...年籠りといふのは除夜の年取りの晩に...
柳田國男 「祭のさまざま」
...四月の冬籠りはできぬゆえに...
柳田国男 「雪国の春」
...吹雪(ふぶき)の永い淋しい冬籠りは...
柳田国男 「雪国の春」
...すなわち冬籠りする門の戸を押し開いて...
柳田国男 「雪国の春」
...既報の如く森栖校長はミス黒焦事件以来痛く神経を悩ましていたものの如く三番町の下宿に引籠り...
夢野久作 「少女地獄」
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