...その両端に下げた大きな籠には...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...まわり燈籠(どうろう)のように僕の心の目にかわるがわる映って来るのである...
岩野泡鳴 「耽溺」
...修験者は恨(うらみ)を籠(こ)めた詞(ことば)で云いました...
田中貢太郎 「宇賀長者物語」
...寂しい我居間に閉じ籠(こも)っていて...
ダウィット Jacob Julius David 森鴎外訳 「世界漫遊」
...その後間もなく自分は胃潰瘍(いかいよう)にかかって職を休んで引籠ってしまったので...
寺田寅彦 「埋もれた漱石伝記資料」
...晴れやかさの籠った声で...
豊田三郎 「リラの手紙」
...少女(むすめ)を閉籠(とじこ)めてしまった...
グリム 中島孤島訳 「ラプンツェル」
...氷冠内の穴籠(あなごも)りの生活に...
中谷宇吉郎 「白い月の世界」
...自分は直(ただち)に籠(かご)の中に鳥を入れて...
夏目漱石 「永日小品」
...籠(かご)が二つあるのはどうするんだと聞くと...
夏目漱石 「文鳥」
...花嫁の駕籠が入口を塞いで急には曲者(くせもの)の後を追うことも出来ません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...いろいろの意味が籠(こも)っていそうです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...先刻(さっき)ガラッ八が送られた駕籠...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...期待も焦心も願望もそれ一通に籠つてゐるかのやうに...
平出修 「公判」
...同じく食堂には薄桃色をした鸚鵡(あうむ)の籠が吊されて居た...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...すなわち“塗(ぬ)り籠(ご)め”――壁ばかりな部屋ということの訛伝(かでん)であろうか...
吉川英治 「私本太平記」
...……すると鶉籠(うずらかご)かと思ったら...
吉川英治 「新・水滸伝」
...衣裳のみでなく、紙入れ、印籠、脇差なども派手やかなのを選(よ)って揃え、わけても紙入れの中へは、男の中へ交わって恥かしい思いをせぬように、女の世界にはいって汚い仕方をせぬように、そっとべつな金箪笥(かねだんす)の内から、金子(きんす)の音をしのばせて、心づかいをずッしりと入れておく...
吉川英治 「宮本武蔵」
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