...歿(なく)なつた子供の揺籃に倚懸つてゐる母親...
テオフィル・ゴーチエ Theophile Gautier 芥川龍之介訳 「クラリモンド」
...いにしへベトレヘムの搖籃の上に照りし星にもたとへつべきさまなり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...魚籃を通して担ぎ...
石井研堂 「東京市騒擾中の釣」
...アンナものは三味線の揺籃(ようらん)時代の産物だといって根っから感服しなかった...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...そんな人は宿の大きなバケツを魚籃の代りに持つてゐて...
田中貢太郎 「蟇の血」
...鰻や鮒を入れた大きな魚籃(びく)が半分水に浸(ひた)って...
徳冨蘆花 「漁師の娘」
...列車の振動は謂わば大人の揺籃の揺ぎなのである...
豊島与志雄 「女人禁制」
...リボンで飾った揺籃(ゆりかご)を私は炉のもとに置きました...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...雑誌国粋の記者清果一籃を贈り来りて寄稿を請ふ...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...女の足もとには天秤棒を横へた梨籃が置いてあつて大きな梨が堆く積んである...
長塚節 「佐渡が島」
...三四郎はけさ籃をさげて...
夏目漱石 「三四郎」
...舟中(ふねじゅう)立ち上って籃(かご)の内を覗くと...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...「揺籃(ようらん)」(同J五六二二)...
野村胡堂 「楽聖物語」
...その民族は揺籃期以来二つの大陸を征服しつくし...
A. ビアス A.Bierce The Creative CAT 訳 「チカモーガ」
...揺籃をゆすりだした...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...一同は揺籃を取り囲んだ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...揺籃の中に息絶えた幼児を見出すと...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...○嘉義市施青江製作の楹籃(えいらん)うまいものだね...
柳宗悦 「台湾の民藝について」
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