「簾中」の意味
簾の内側、特に女性の居室を指す
「簾中」の例文(場面別)
- 古典文学簾中に隠れた女性の姿が、物語の鍵を握っている。
- 現代小説彼女は簾中に身を隠し、外の世界を静かに観察していた。
- 美術解説この絵画では、簾中の女性が描かれ、その神秘的な雰囲気が強調されている。
小説での「簾中」の使い方
...忠綱朝臣を簾中に召して御対面有り...
太宰治 「右大臣実朝」
...そして時平が簾中(れんちゅう)に闖入(ちんにゆう)した時は...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...即ち女が簾中から政治をするといふことは古來どこでも弊害が多いといふことを言はれて居るのでありますが...
内藤湖南 「應仁の亂に就て」
...御簾中(ごれんちゆう)樣御用人島五六郎樣用人川前市助と申すもの...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それに添へて御簾中樣御奉納の調度品の數々...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...申す迄もなく御簾中樣用人島五六郎...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...宮は式の半ばで席をお立ちになって簾中(れんちゅう)へおはいりになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...彼らからあやされている簾中(れんちゅう)の人形だったが...
吉川英治 「三国志」
...簾中(れんちゅう)の二夫人も...
吉川英治 「三国志」
...簾中(れんちゅう)の人物が...
吉川英治 「私本太平記」
...とうに御簾中(ごれんちゅう)へ近づきを得て...
吉川英治 「私本太平記」
...御簾中(ごれんちゅう)...
吉川英治 「新書太閤記」
...簾中(れんちゅう)の女房衆もおり...
吉川英治 「新書太閤記」
...簾中以下上(じょうろう)たちの塗駕(ぬりかご)や輿(こし)や...
吉川英治 「新書太閤記」
...みな簾中の乗物にとりついて泣き沈むやら...
吉川英治 「新書太閤記」
...ほか五十余名簾中上たち...
吉川英治 「新書太閤記」
...簾中(れんちゅう)そのほか一門の女性までが...
吉川英治 「新書太閤記」
...この夜――故信忠卿の御簾中(ごれんちゅう)より被下(くださる)――とあるお斎(とき)の間(ま)へ移って酒宴となった...
吉川英治 「新書太閤記」
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