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饗庭篁村 「木曾道中記」
...簑(みの)を着れば景色になるのに...
泉鏡花 「薄紅梅」
...簑笠をつけた被害民の群が見えだした...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...木蔭や草のうえに着ている簑を敷いてごろ寝をしたのです...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...夫(をつと)は簑笠(みのかさ)を吹とられ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...浜までは海女(あま)も簑(みの)きる時雨(しぐれ)かなという一句だったのです...
高神覚昇 「般若心経講義」
...腰簑(こしみの)をつけた二人の奴隷が休んでおりました...
田中貢太郎 「宇賀長者物語」
...飯ばかりの飯をかむ・おばあさんが自慢する水があふれる・いつかここでべんたうたべた萱の穂よ・笠きて簑きて早乙女に唄なく・笠をぬぎしつとりと濡れ・ふるもぬれるも旅から旅で・禿山しみじみ雨がふるよ・合羽きるほどはふらない旅の雨ふる・青葉に雨ふりまあるい顔六月廿一日暮れきるまへに帰庵した...
種田山頭火 「行乞記」
...里芋)・朝風の簑虫があがつたりさがつたり・バスも通うてゐるおもひでの道がでこぼこ・役場と駐在所とぶらさがつてる糸瓜・かるかやもかれ/″\に涸れた川の・秋日あついふるさとは通りぬけよう・おもひでは汐みちてくるふるさとの渡しふるさとや少年の口笛とあとやさきふるさとは松かげすゞしくつく/\ぼうし・鍬をかついで...
種田山頭火 「行乞記」
...ともかくもこの干(ひ)からびた簑を透して中に隠れた生命の断片を想像するのは困難なように思われた...
寺田寅彦 「小さな出来事」
...ただ簑虫とちがうのは...
寺田寅彦 「小さな出来事」
...いちばん目に止るのは足の方の鴨居(かもい)に笠と簑とを吊して笠には「西方十万億土順礼 西子」と書いてある...
寺田寅彦 「根岸庵を訪う記」
...雨天には簑笠姿(みのかさすがた)で...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...兼て子規氏から聞いていた蕉門の猿簑(さるみの)集が句柄が最もよいという事を思い出して...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...簑笠其他農具の市立つ...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...所が寿美蔵と簑助が十五分遅刻して入って来る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...原因は、簑助の方が、キッカケのセリフを言はなかったのだが...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...簑(みの)を出して手早く着たけれども...
本庄陸男 「石狩川」
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