...広子はそう云う篤介と一しょに純粋な妹を考えるのは考えるのに堪えない心もちがした...
芥川龍之介 「春」
...「それでは最う危篤といふ状態なんですか」と春三郎は血相を變へて聞いた...
高濱虚子 「續俳諧師」
...無学にして篤志(とくし)なることかくの如き人は多く見申さず...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...あのやかましい老爺(おやじ)の篤信斎の髯(ひげ)を見るのは癪(しゃく)だ」「では...
中里介山 「大菩薩峠」
...篤(とく)と闇を透して見れば...
中里介山 「大菩薩峠」
...眼の深い奴から篤(とく)と見定められた日には...
中里介山 「大菩薩峠」
...進んで世話をしようと言うほどの篤志家(とくしか)もなかったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...老病で危篤だとやらで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...当然の次第とはいえ、文章はたどたどしく、措辞(そじ)もすこぶる意外なものが多く、意味の通じかねるところもあるが、いたるところにホロリとするような愛情の泉がひそめられ、自分の生涯に、かくも懇篤な、誠実極まる美しい手紙に接することは再びはあるまいと、思わず嘆声を洩したくらいであった...
久生十蘭 「手紙」
...危篤の有様に陥りければ...
福田英子 「妾の半生涯」
...それよりかアノ叔父も何だか考えがあるというからいずれ篤(とっく)りと相談した上でとか...
二葉亭四迷 「浮雲」
...あの本は戦災死した高篤三が死の直前たまたま私のところから持ち出していって...
正岡容 「わが寄席青春録」
...拷問のビンタのために中耳炎を起し危篤におちいった...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...正篤は表御殿へ移り...
山本周五郎 「桑の木物語」
...惡いと聞くとすぐ危篤の報といふほどあわたゞしい死であつた...
吉川英治 「折々の記」
...李を篤くねぎらって...
吉川英治 「三国志」
...東塔第一という称のある篤学家の静厳法印(じょうごんほういん)だった...
吉川英治 「親鸞」
...この放逐せられた偶像を自分の手に引き取ろうとする篤志家は...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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