例文・使い方一覧でみる「篤」の意味


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...広子はそう云う介と一しょに純粋な妹を考えるのは考えるのに堪えない心もちがした...   広子はそう云う篤介と一しょに純粋な妹を考えるのは考えるのに堪えない心もちがしたの読み方
芥川龍之介 「春」

...「それでは最う危といふ状態なんですか」と春三郎は血相を變へて聞いた...   「それでは最う危篤といふ状態なんですか」と春三郎は血相を變へて聞いたの読み方
高濱虚子 「續俳諧師」

...無学にして志(とくし)なることかくの如き人は多く見申さず...   無学にして篤志なることかくの如き人は多く見申さずの読み方
徳富蘇峰 「吉田松陰」

...あのやかましい老爺(おやじ)の信斎の髯(ひげ)を見るのは癪(しゃく)だ」「では...   あのやかましい老爺の篤信斎の髯を見るのは癪だ」「ではの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...(とく)と闇を透して見れば...   篤と闇を透して見ればの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...眼の深い奴から(とく)と見定められた日には...   眼の深い奴から篤と見定められた日にはの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...進んで世話をしようと言うほどの志家(とくしか)もなかったのです...   進んで世話をしようと言うほどの篤志家もなかったのですの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...老病で危だとやらで...   老病で危篤だとやらでの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...当然の次第とはいえ、文章はたどたどしく、措辞(そじ)もすこぶる意外なものが多く、意味の通じかねるところもあるが、いたるところにホロリとするような愛情の泉がひそめられ、自分の生涯に、かくも懇な、誠実極まる美しい手紙に接することは再びはあるまいと、思わず嘆声を洩したくらいであった...   当然の次第とはいえ、文章はたどたどしく、措辞もすこぶる意外なものが多く、意味の通じかねるところもあるが、いたるところにホロリとするような愛情の泉がひそめられ、自分の生涯に、かくも懇篤な、誠実極まる美しい手紙に接することは再びはあるまいと、思わず嘆声を洩したくらいであったの読み方
久生十蘭 「手紙」

...危の有様に陥りければ...   危篤の有様に陥りければの読み方
福田英子 「妾の半生涯」

...それよりかアノ叔父も何だか考えがあるというからいずれ(とっく)りと相談した上でとか...   それよりかアノ叔父も何だか考えがあるというからいずれ篤りと相談した上でとかの読み方
二葉亭四迷 「浮雲」

...あの本は戦災死した高三が死の直前たまたま私のところから持ち出していって...   あの本は戦災死した高篤三が死の直前たまたま私のところから持ち出していっての読み方
正岡容 「わが寄席青春録」

...拷問のビンタのために中耳炎を起し危におちいった...   拷問のビンタのために中耳炎を起し危篤におちいったの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...正は表御殿へ移り...   正篤は表御殿へ移りの読み方
山本周五郎 「桑の木物語」

...惡いと聞くとすぐ危の報といふほどあわたゞしい死であつた...   惡いと聞くとすぐ危篤の報といふほどあわたゞしい死であつたの読み方
吉川英治 「折々の記」

...李をくねぎらって...   李を篤くねぎらっての読み方
吉川英治 「三国志」

...東塔第一という称のある学家の静厳法印(じょうごんほういん)だった...   東塔第一という称のある篤学家の静厳法印だったの読み方
吉川英治 「親鸞」

...この放逐せられた偶像を自分の手に引き取ろうとする志家は...   この放逐せられた偶像を自分の手に引き取ろうとする篤志家はの読み方
和辻哲郎 「古寺巡礼」

「篤」の読みかた

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