「節穴」の意味
理解力や洞察力が欠けていること
「節穴」の例文(場面別)
- 日常会話彼は節穴だから、簡単な指示でも何度も説明しないと理解できない。
- 教育教師として、節穴な生徒に対しては特別な指導方法を考える必要がある。
- ビジネス節穴な社員がいるチームでは、プロジェクトの進行が遅れることが多い。
小説での「節穴」の使い方
...斯(こ)うした油断のならぬ節穴(ふしあな)があったことさえ...
海野十三 「電気風呂の怪死事件」
...それを塀の節穴(ふしあな)から認めたのである...
海野十三 「○○獣」
...節穴の川手氏は慄然として三度顔を背(そむ)けた...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...自分は節穴をくぐり抜け門を出ても家具を載せた橇がつづいて出られない...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...「僕の目はなんて節穴だ!」「これで筆跡の点はわかりましたね...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「株式仲買人」
...久七は戸の節穴から身を引いて...
豊島与志雄 「特殊部落の犯罪」
...――節穴(ふしあな)見たいなものを二つ持つて居ますが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...節穴(ふしあな)は一つも無いし――血は飛沫(しぶ)いて居るが」「その血の飛沫いているところだよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...節穴に嵌めこんだ種板で欄間に大蛇をうつして見せようなんてえのは...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...それは一つある節穴が人の眼のように見えてそのぐるりの木目が不思議に顔の輪廓を形づくって居る...
正岡子規 「ランプの影」
...その子供の目は節穴だったという事になるだけだ...
三好十郎 「恐怖の季節」
...あん子は節穴から眼を外した...
室生犀星 「神のない子」
...節穴、板と板の隙間、雨戸の建てつけにある食ひちがひの大きな空(あ)き間に、殘りの明りが部屋の中を刺し違へて、あん子はそれらの殘光の數を算へて見たが、亂雜な光芒はその數の上ではたうてい算へ切れなかつた...
室生犀星 「神のない子」
...ちょうど私の覗いている節穴の正面に...
室生犀星 「性に眼覚める頃」
...あり合わせの節穴みたいなものでがまんしてもらったわけである...
山之口貘 「詩とはなにか」
...覗いている節穴の形と一所に...
夢野久作 「江戸川乱歩氏に対する私の感想」
...屋根うらの隙間(すきま)や節穴(ふしあな)が...
吉川英治 「神州天馬侠」
...そして塀の節穴へ目を当てた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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