...人生の第一義に参する者の自信とを捜し求めるとき...
阿部次郎 「帰来」
...覺束なくも第一義の問題に立ち向つて行く...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...自己の民族に対する奉仕を忘れて国際性を第一義とし...
伊丹万作 「映画と民族性」
...第一義的でなくて...
田山録弥 「三月の創作」
...本当に第一義的にこの人生と人間とに触れる...
田山録弥 「三月の創作」
...それは第一義的に云つて見たので...
田山録弥 「小説新論」
...第一義たる質的発見は一度...
寺田寅彦 「量的と質的と統計的と」
...村塾の第一義は、閭里(りょり)の礼俗を一洗し、戈(ほこ)に枕し槊(ほこ)を横たうるの風を為すに在り...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...カントが厳密科学を第一義的な問題とした充分な理由が理解されずにはいないであろう...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...時間を第一義的に例の現象学的時間と考えることから由来する...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...人間と人間とを結ぶ客観的な関係は第一義的に実在的ではあり得ないというのだったから...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...文明の淑女は人を馬鹿にするを第一義とする...
夏目漱石 「虞美人草」
...心の鍛錬が第一義だ...
新渡戸稲造 「ソクラテス」
...真の詩が有する第一義感の要素と符節し...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...もちろん決して第一義であってはならない...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...第一義はまさに、それ自体としては無価値ながら、それを組み合わせて、美的形象が余裕綽々(しゃくしゃく)たる優越をもって作り出される素材にあるはずですからね...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...芸術としての第一義的な興味と意義をあたえ得ないのも...
三好十郎 「恐怖の季節」
...第一義を忘れるようであってはならない...
山本周五郎 「風流太平記」
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