...次手(ついで)を以て前掲の諸家の外(ほか)にも、碧梧桐(へきごどう)、鬼城(きじやう)、蛇笏(だこつ)、天郎(てんらう)、白峯(はくほう)等の諸家の句にも恩を受けたることを記(しる)しおかん...
芥川龍之介 「わが俳諧修業」
...純潔な少女なんだ」そういって彼れは笏を上げて青年たちに一足先きに行けと眼で合図した...
有島武郎 「クララの出家」
...今どきちょっと珍しい出入りだね」「なんでも支笏湖の近くの金鉱区という事だが...
大鹿卓 「金山※[#「插」でつくりの縦棒が下に突き抜けている、第4水準2-13-28]話」
...笏(しやく)を胸のところに両手で捧げ持ち...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...笏で自分のはいてゐる木沓を指して...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
... 45父祖相傳のいかめしき王笏手にし...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...見事な笏杖(しゃくじょう)...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...黄金でできたルイ大王の笏はあった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...十笏庭斎傍二水涯一...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...笏(しゃく)を振って手下の者を差図し...
中里介山 「大菩薩峠」
...笏は自宅の方へ引きかえそうとした...
室生犀星 「後の日の童子」
...」笏梧朗は、ふしぎに日に日に輪廓のぼやけた童子を見るごとに、童子が自分らのそばから日に日に遠のいてゆく前徴だということや、もともと影のような童子のことゆえ、影はやはり影としか眼にうつらなくなるのだと、悲しげに心でうなずいた...
室生犀星 「後の日の童子」
...」母親は、やつれた面をあげ、夫をみあげたが、笏は、やはりちからなく坐ってしばらく黙っていたが、やっと鬱々(うつうつ)しい口をひらいて言った...
室生犀星 「後の日の童子」
...」笏は、くらい繁りの間にその燈籠の灯のちらつくのを眺めた...
室生犀星 「後の日の童子」
...笏は、玄関へ出た...
室生犀星 「後の日の童子」
...其状鎧を被(かうぶ)り頭(ぼくとう)を冠(くわん)し手に笏(こつ)を持る...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...恢然笏対群峰...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...笏形(しゃくがた)の杖を持って整然と着席しております...
夢野久作 「鼻の表現」
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