...笊(ざる)の葡萄は常緑樹の葉を敷物にしている...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...図‐739土蔵の内容は、屋根部屋や小屋のそれとよく似ていて、古い箱、笊、乾燥中の穀物、家の廃物等を、いつかは役に立つこともあろうという倹約心から、棄てずに置いた物である...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...大笊を抱へて夜中に林檎畑に忍ぶことが出來ぬから...
石川啄木 「漂泊」
...いつのまにか民子が笊(ざる)を手に持って...
伊藤左千夫 「野菊の墓」
...井戸端の板葺屋根の下に洗い米の笊がいくつも積重ねてあるのが...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...それを有り合せの笊へ入れてこちらへ来る...
鈴木三重吉 「桑の実」
...土の上に置いた笊の実の中に...
鈴木三重吉 「桑の実」
...やがておくみが笊なりにその実を洗つて...
鈴木三重吉 「桑の実」
...子供たちが走つて転(ころ)んで収穫物(とりいれもの)が笊の中から飛び出して地べたをころ/\ころがりあるいたり...
相馬泰三 「新らしき祖先」
...笊の上の鮒が、口をぱくっぱくっとやるように、最後に大きく口を二三度動かして、喉がぐるっと鳴って、それきりだった...
豊島与志雄 「霧の中」
...ひとりは笊をかかへて鵜の目鷹の目墓地をあるく...
中勘助 「銀の匙」
...小(ちひ)さな子供(こども)は笊(ざる)を手(て)にした儘(まゝ)目(め)には手(て)も當(あて)ずに聲(こゑ)を放(はな)つて泣(な)く...
長塚節 「土」
...或者は食器を入れた笊を抱へて...
北條民雄 「癩を病む青年達」
...日忌の夜笊を出す唯一つの起りのよう...
南方熊楠 「十二支考」
...その次が笊森(ざるもり)...
宮沢賢治 「狼森と笊森、盗森」
...笊組(ざるぐみ)の一門に面目ないと思ってか否か...
吉川英治 「剣難女難」
...笊(ざる)は後からお返しに遣(つか)わします...
吉川英治 「新書太閤記」
...にんじんがオタマジャクシをしゃくうために持って行く笊だ...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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