...武力で端的に勝敗を決するのが戦争の理想的状態である...
石原莞爾 「戦争史大観」
...こうして旅行中に逢っては離れる「人の顔」ほど断面的にそして端的に印象を色どるものはあるまい...
谷譲次 「踊る地平線」
...戦争と力への反撥――そういったものを取材(テイマ)とする絵が芸術であっていいかどうかは第二の問題として――かれの絵は最も端的にそれを摘出し...
谷譲次 「踊る地平線」
...感謝す、予はこの驚絶、駭絶の意識をば、直接に、端的に、神より得たり、一毫(いちがう)一糸だに前人の証権を媒(なかだち)とし、若(も)しくは其の意識に依傍したる所あらざる也...
綱島梁川 「予が見神の実験」
...最も端的に表現する文学はやはり俳句にしくものはない...
寺田寅彦 「涼味数題」
...ヘーゲル哲学の弱点はその自然哲学に於て最も端的に暴露されている...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...端的に申上げると...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...室生君!僕をして端的に言はせれば...
萩原朔太郎 「室生犀星に與ふ」
...物を喰ふ表情を端的に誇示する目的で写した写真なのだ...
牧野信一 「西瓜喰ふ人」
...端的に燃えあがった...
三好十郎 「恐怖の季節」
...端的にエロチックな...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...端的に解り易く説明しているものは...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...より端的に世界観念へ飛躍せんとした現象の結果であり効果である...
横光利一 「新感覚論」
...端的に国民の意志を表示することが出来て...
与謝野晶子 「教育の民主主義化を要求す」
...こういう一世の人物や勇将を端的に土俵へあげて闘わせて観る愉快さには...
吉川英治 「新書太閤記」
...もっと端的にお答えする...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...極めて端的にいう...
蘭郁二郎 「※[#「氓のへん/(虫+虫)」、第3水準1-91-58]の囁き」
...また一層端的に読者の心に具体的な幻影を呼び起こす方法ではないであろうか...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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