...惠端は縁の端に出て遠くから手招ぎをしながら白隱を歡迎したさうだ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...竹竿の端は舟に取りつけられた簡単な枠構えに結びつけてある...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...その下端は、たしかに海面に達していた...
海野十三 「地球発狂事件」
...糸の端はやや太くなって虫のごとくに見える...
丘浅次郎 「自然界の虚偽」
...その邸宅の一端は...
太宰治 「清貧譚」
...その一等端は桑畑になつて...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...この世に極端はないとて...
中原中也 「山羊の歌」
...つまりS字型の一端は切開かれて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...棧敷の前の兩端は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...桟敷の前の両端は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その頃、支那南方に起った蒋介石が、孫逸仙とともに北伐を開始し、奉天派はこれに対して、その先端は、浙江方面上海にまで進み、張学良と楊宇霆を首将としてあたらしめていた...
河本大作 「私が張作霖を殺した」
...竹下が伝へようとしてゐる村井の所存――四人の男達のこの頃の理想の一端は...
牧野信一 「南風譜」
...親は十本の縄の片端は自分の片手にまとひ他の一端を前に投げ出す...
正岡子規 「墨汁一滴」
...何かの場合ごとに今日の夫人の懊悩(おうのう)する心の端は見えても...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...しかし極端は相接触する...
森鴎外 「サフラン」
...片端は判って来るだけでなく...
柳田国男 「年中行事覚書」
...橋は高いので両端は石段で登るようになっていた...
山本周五郎 「青べか物語」
...重荷の一端はかかってくる...
山本周五郎 「季節のない街」
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