...はっと竦(すく)んで美しい眉をよせ...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...彼女は驚いて足が竦んでしまった...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「梟の眼」
...ただ三人ながら例のこの世の人とも思われぬ蝋(ろう)のような顔色だけが再び意気地なくも私を竦然(ぞっ)とさせたが……「わざわざどうも」と私も急いで立ち上ろうとした...
橘外男 「逗子物語」
...そして竦然(ぞっ)として...
橘外男 「仁王門」
...帷の向うが真っ暗なので手が竦(すく)むようになる...
谷崎潤一郎 「少年」
...最後に肩を一つ竦(すく)め★ながら...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...足が竦んでしまった...
豊島与志雄 「童貞」
...奥さんはそこに居竦(いすく)まったように...
夏目漱石 「こころ」
...ゾッと肩を竦(すく)めて身を震わせました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...追々すさまじい恐竦(きょうしょう)の色を浮かべ...
久生十蘭 「魔都」
...じつと体を竦めてゐると底知れぬ深い谷底へでも墜落して行くやうな思ひに襲はれるのである...
北條民雄 「癩を病む青年達」
...急に居竦(いすく)んで...
室生犀星 「三階の家」
...朝の茶漬というのも乙なものですよ」台所にいた召使たちはみな立竦(たちすく)んで...
山本周五郎 「思い違い物語」
...ただ相手の眼を見つめたまま立竦んでいた...
山本周五郎 「契りきぬ」
...羞入る肩の竦みますます寒かった...
横光利一 「旅愁」
...惣勢(そうぜい)足なみを竦(すく)み止めた...
吉川英治 「新書太閤記」
...――ああ、びっくりしたじゃありませんか」「武蔵が出たんじゃないよ、道端に、藤づるを張ったり、茨(いばら)の垣を結ったりしてあるから、気をつけてあげたのだ」「山狩の者が、武蔵さんを追い詰めるつもりで拵(こしら)えたんですね」「気をつけないと、わしらが、墜(おと)し穽(あな)に落ちてしまうよ」「そんなこと聞くと、竦(すく)んで、一足も歩けなくなってしまう」「落ちれば、わしから先だ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...『……おやっ?』『はてな?』立ち竦(すく)んで...
吉川英治 「山浦清麿」
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