...そこに恐ろしそうに私を振り仰いで竦(すく)んでいるのは...
橘外男 「蒲団」
...」アランは立ち竦み妹をじっと見つめた...
O. H. ダンバー O. H. Dunbar The Creative CAT 訳 「感覚の殻」
...二人は釘付にされたように一寸立ち竦んだ...
豊島与志雄 「二つの途」
...ぞーっと背後から寄ってくる恐ろしさに身を竦めて...
豊島与志雄 「道連」
...二人とも立ち竦んだ...
豊田三郎 「リラの手紙」
...ゾツと肩を竦(すく)めて身を震はせました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...私はなんにも存じません」お松は青くなって立ち竦(すく)みます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その凄まじい光に平次も八五郎も思はずハツト立竦みました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...彦太郎はまるで死刑の判決でも受けたように立ち竦んだ...
火野葦平 「糞尿譚」
...」そんなに云はれると、私もつひその気になり、あんなことぐらゐならと眼を据ゑるのだが、いざとなると、千仞の谷底へ飛び降るかのやうに胸が冷え、脚が竦むのです...
牧野信一 「早春のひところ」
...就中その笑ひ声を耳にすると身の毛も竦つと肩をすくめるのであつた...
牧野信一 「真夏の朝のひとゝき」
...竦然として気勢を挫かれた...
牧野信一 「妄想患者」
...逝去の報知を手にした時、自分の心に衝上って来た、驚き竦え、考えに沈んだ心持は、恐らく、これ等の見えない原因を背後に持った私自身へのアラームであったのだと思われます...
宮本百合子 「偶感一語」
...庖丁(ほうちょう)をとりあげたまま暫くそこに立ち竦(すく)んでいた...
山本周五郎 「柳橋物語」
...思わず骨身が竦(すく)んでしまった...
吉川英治 「増長天王」
...自分の盲目に恟(ぎょ)ッと竦(すく)んだ...
吉川英治 「八寒道中」
...立(た)ち竦(すく)んだまま雷鳴(かみなり)にでも痺(しび)れたように...
吉川英治 「宮本武蔵」
...家の中に小さくなって竦(すく)んでいた...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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