...現今では欧洲の大学には物理や化学の立派な実験室が出来た...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...柄こそ小さいがもう立派な令嬢で...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「黒猫十三」
...さうした存在でさへひとつの立派な存在である...
田山花袋 「道綱の母」
...城下には立派な町が出来ました...
豊島与志雄 「お月様の唄」
...川北は「はあ」と、云って、暫く見ていたが「成る程、御立派な方々で、ござりますな」「それで、こういう、家中の乱れを、余り世上へ知らしたくないし、何を又、企むかもしれんで、早く処分をしたい」「はい」「うむ、近藤、山田、高崎、土持――」と、平は、書面を覗き込みながら「村田、国分と、この六人は、切腹じゃ...
直木三十五 「南国太平記」
...この殿様がどうしてかの立派な御身分から今のように...
中里介山 「大菩薩峠」
...そして一本の矢で二羽しとめることは珍しくお立派な腕前であるといつて...
新美南吉 「鳥右ヱ門諸国をめぐる」
...やがて三十過ぎの立派な顏が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...小大名の下屋敷ほどの立派なものですが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...もう一つ別の箱に一寸立派な香水吹きが入つてゐた...
牧野信一 「香水の虹」
...機関手が立派な働きをした...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「鉄道事故」
...あの蒼白(あをじろ)いつるつるの瀬戸でできてゐるらしい立派な盤面(ダイアル)の時計です...
宮沢賢治 「耕耘部の時計」
...立派なお医者の先生さまに見て貰うて...
三好十郎 「おりき」
...……お前は一二年前迄は立派な青年で...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...私が「先生は名人として左右に立派な両門弟を控えておられるから御安心ではありませんか」というと...
山本笑月 「明治世相百話」
...仮に永田氏が立派な人物で...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...立派な大人だつたと見られる人に...
吉川英治 「折々の記」
...「これは実に立派な物……」「立派な物!」ボートルレはまたつづいてその次のマリヤの彫像を打ち壊しながら叫んだ...
モーリス・ルプラン 菊池寛訳 「奇巌城」
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