...立往生の客ばかり...
石井研堂 「元日の釣」
...帆村はあとの言葉が続かず立往生だ...
海野十三 「地獄の使者」
...立往生をしてしまうに違いない...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...三藏は其翌日三角の宿題をやらされて一時間黒板の前で立往生をした...
高濱虚子 「俳諧師」
...昨日も三角の宿題が出來ぬので立往生をした...
高濱虚子 「俳諧師」
...不動(ゐすわり)は立往生(たちわうじゃう)ぢゃ...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...しばしこの通りの出端(ではな)に立往生しているのが目についた...
徳田秋声 「縮図」
...ああしてせいぜい地上を走っているそのうちには前途から誰か心得のある奴が出て来て取捕まえてくれるか、そうでなければ馬め自身が行詰るところまで行って、立往生するか、顛落(てんらく)するかよりほかはないものだ――ただ、往来雑沓(ざっとう)の町中ででもあるというと、他の人畜に危害を与えるおそれもあるが、その点に於てこういう野中では安心なものだ――という腹が米友にあるから、焦(あせ)りつつも、いくらかの余裕をもって走ることができるのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...茶色ながら立往生をしている...
夏目漱石 「野分」
...電車が江戸川の終点に着いた後の雨の中の立往生に至るまでの顛末(てんまつ)を包まず打ち明けた...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...こうして馬車が立往生をしている間に...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...何度も立往生せざるを得なかった...
堀辰雄 「雉子日記」
...何度も壇上に立往生した末...
牧逸馬 「戦雲を駆る女怪」
...どうしても立往生をしなければならなくなつて仕舞ひました...
牧野信一 「嘆きの孔雀」
...絶句立往生して了つたところ...
正岡容 「東京万花鏡」
...電車が二台、立往生して、大横丁の角で燃えていた...
宮島資夫 「四谷、赤坂」
...全く立往生の姿にされてしまったらしい...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...うろうろしている間に前後左右から突き衝てられて立往生をしたりした...
横光利一 「旅愁」
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