...よいかな、もし、ここで、わしの申すことを聞かぬと、わしも、留守居として、殿へ申訳がないから、その方は、母親へ送り届けて、母親諸共、暫く、窮命じゃ...
直木三十五 「南国太平記」
...もとのところで窮命しておれよ」竜之助は...
中里介山 「大菩薩峠」
...暫しの窮命をせさせたまえ...
中里介山 「大菩薩峠」
...窮命(きゅうめい)をさせて済まなかった...
中里介山 「大菩薩峠」
...駒井は、許すべしとも、許すべからずとも言わず、造船所連は一応マドロスを殿様の面前に引据えてから、窮命の意味か、禁獄のつもりか知らないけれど、そのまま、物置の中へ抛(ほう)り込んで置いて、一同は引上げてしまいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...少なくとも七日間はあれに窮命(きゅうめい)籠城(ろうじょう)していなければならぬというのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...なおまた大谷風呂の風呂番にまで窮命させられているのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...一應縛り上げて窮命(きうめい)さして居たんで――...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一応縛り上げて窮命さしていたんで――...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...懲(こら)しめのための窮命(きうめい)だから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...若旦那を窮命(きうめい)させる心持さへ通ればよかつたんで」番頭の宗助は實直らしい額を撫でるのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お松は一と晩位番所で窮命(きうめい)させるもよからう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...窮命(きうめい)をさせて居りました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...窮命中で御座います」「えッ」「私は昨日のうちにお暇が出ましたが...
野村胡堂 「裸身の女仙」
...萩之進を窮命(きゅうめい)どうように押しこめて詮議(せんぎ)をなさいましたが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...山木の窮命の件ですが...
久生十蘭 「魔都」
...二階の一間へ抛り込んで窮命(きゅうめい)させてあるものを...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...ふだん、わしを、うるさく見張ってばかりおるゆえ、あの三人に、すこし、窮命させて、探させてやるのじゃ、あれ見い、阿呆顔(あほうがお)して、焦(じ)れておるわ」並木を、四、五町も先へ行って、寺侍たちは、つかれた顔をして、また、こっちへもどってくる...
吉川英治 「親鸞」
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