...また窒素はこの「フロジストン無しの空気」とまざって普通の空気をつくることがわかったので...
石原純 「ラヴォアジエ」
...窒扶斯(チブス)の熱度表のやうな雷光(いなづま)がぴかりと光つたと思ふと...
薄田泣菫 「茶話」
...背中に毛虫が十匹這(は)っているような窒息(ちっそく)せんばかりの悪寒(おかん)にやられながらも...
太宰治 「畜犬談」
...純粋を追うて、窒息するよりは、私は濁っても大きくなりたいのである...
太宰治 「懶惰の歌留多」
...第四には理想的の窒素肥料...
寺田寅彦 「話の種」
...何もかも窒息させられてしまい...
徳永直 「冬枯れ」
...窒息するかと思われた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼の天分を窒息させるようなことばかりしていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...しかしまた人を窒息させるものだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...窒息した樅(もみ)からたれてる幾つもの大きな蜘蛛(くも)の巣の下を...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...結婚後の狭苦しい生活のために窒息してしまって...
豊島与志雄 「都会に於ける中流婦人の生活」
...どうしても体が水に漬かつて窒息するやうな様子が見えて来ませんのでございます...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「うづしほ」
...すくみ上るような堅苦しい息窒(づま)りをかんじた...
室生犀星 「性に眼覚める頃」
...そのため息窒(いきづま)りしそうに見えた...
室生犀星 「童子」
...全くこの横着な男にはこの触診の瞬間では窒息するかと懸命に思えたが...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...みずから埋もれて窒息したのとあまりちがわない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...……そこにしばらくもがいていれば煙にまかれて窒息(ちっそく)はとうぜんだ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...子供たちは今こそ教室の窒息しさうな空気からも...
吉田絃二郎 「八月の星座」
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