...彼は空虚な名声や...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「ウェストミンスター寺院」
...その時の案内者の一種の口調と空虚な表情とだけは今でも頭の底にありありと残っている...
寺田寅彦 「案内者」
...空虚な自分の心を懐いて空な一日を過した...
豊島与志雄 「運命のままに」
...そして彼は空虚な心で...
豊島与志雄 「反抗」
...空虚な醜い脱殻たるジャン・ヴァルジャンを...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...空虚な頭が集合しているだけで...
直木三十五 「大阪を歩く」
...もとの空虚な深い孤独感の様な...
中井正一 「霧の中のヨードル」
...私はその空虚な食堂のなかを...
堀辰雄 「四葉の苜蓿」
...なんだか得体の知れない空虚な気持を持てあましながら帰りつつあった...
堀辰雄 「ルウベンスの偽画」
...といふ気が彼はした――極めて空虚な悦びを感じたから...
牧野信一 「凸面鏡」
...良人は例の空虚な優しいありふれた文句で...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ある幸福」
...空虚な事を習いもし...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...ばか丁寧な言葉の美しい連続にすぎない・あの内容空虚な・礼式文ときてはどうにもならない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...空虚なる国に赴くや...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...全く空虚な眼で見廻して受ける感じをさえ...
横光利一 「欧洲紀行」
...何といふ靜かな空虚なものであらう!‥‥五二度目に二人が逢つたのは...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...自身でも何となく空虚な...
吉川英治 「剣難女難」
...不意にからからと空虚な笑声をたてて妾に近寄ってくるのです...
吉行エイスケ 「バルザックの寝巻姿」
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