...三『穢多ん坊! 穢多ん坊!』彦七は小さい時からさう云つて村の子供等から...
伊藤野枝 「火つけ彦七」
...穢多の分際で、あんまり大巾にこんな処を押しまはすと承知しないぞ...
伊藤野枝 「火つけ彦七」
...『穢多ごろつてものは執念ぶかいつてから恨まれると大変だ...
伊藤野枝 「火つけ彦七」
...警護の穢多に向い...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...穢多であるから、庭で舞わせ庭で粗末な酒肴を与えた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...誰一人まだ穢多町へ行って牛鍋をつつこうという者はなかった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...実の処穢多の家だと思うと胸の工合がよくないが...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...維新の最初に穢多も一般の人民と同様に見做さるるという事は政府の御沙汰に出ている事であるが...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...そこで、一方に対っては、旧穢多の歴史上同じ人間であるという事、また朝廷の厚い思召であるという事を説き聞かせるし、また一方に対っては、今日の場合勿論同じ様に取扱うのであるが、久しき習慣はちょっと変ぜられぬから、多少の辛棒をして我々の指図に従ってもらいたいと、懇々と言い聞かせ、まず同じ小学校でも、旧穢多の子弟は、本堂や拝殿の縁側に薄べりを敷いて、そこで学ばせた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...この旧穢多の家で私はわざと旧習を破って見せるために...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...あからさまに言ってしまえば「穢多(えた)」の部落なのであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...ここの穢多は他所(よそ)の穢多とは少しく来歴を異にしていました...
中里介山 「大菩薩峠」
...その勢いに怖れて穢多非人どもが...
中里介山 「大菩薩峠」
...そうすると病気も穢多も...
中里介山 「大菩薩峠」
...また穢多に浚(さら)われて...
中里介山 「大菩薩峠」
...穢多がどうした」神尾主膳は歯をギリギリと噛(か)んで...
中里介山 「大菩薩峠」
...穢多に革細工之(これ)を喩(たと)えば革細工(かわざいく)だから穢多(えた)にさせると云(い)うと同じ事で...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...トコトンの一番しめえに、人をぶっ倒しても、こんだ他人からぶっ倒されねえ者と言えば、百姓、人足、職人、穢多、非人なんどのホントの文無しの者だ...
三好十郎 「斬られの仙太」
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