「穢い」の意味
汚い
小説での「穢い」の使い方
...――その外まだ薄穢い食物店が沢山ある...
芥川龍之介 「上海游記」
...かの女のゐない部屋は穢いばかりで...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...一様に薄穢い泡が附着します...
大阪圭吉 「死の快走船」
...穢いと言はつしやりますか...
薄田泣菫 「茶話」
...恩はすこしも知らない男です……あのうす穢いむだづかい屋のエンニイをはじめとして...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...そのお屋敷の方がこんな穢いバーへ来るのは...
田中貢太郎 「蛾」
...「童貞みたいな穢いもん...
外村繁 「澪標」
...それも下座敷の穢い室で...
豊島与志雄 「或る男の手記」
...手先が穢いと云った...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...穢い着物をきていたって...
豊島与志雄 「林檎」
...私もそこへ行って見たが、穢い上に、城山の北の麓の櫓(やぐら)の石垣下なので、その櫓には士分の罪ある者の吟味中囚えて置く牢獄等もあったからなお以て忌わしい感がした...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...私はそれを気の毒がつて無上(むじよう)にせがんだけれどあんまり穢いのでさすがの伯母さんも二の足をふんで買つてくれなかつた...
中勘助 「銀の匙」
...部屋のうちは仕事衣やら穢い着物が亂雜に引つ掛けてある...
長塚節 「佐渡が島」
...其隙間へ穢い洋服の男がはひり込んだ...
長塚節 「旅の日記」
...穢い所を奇麗にするには牛糞を塗る...
松本文三郎 「世界に於ける印度」
...穢いものではないということが知れないこともありません...
三田村鳶魚 「話に聞いた近藤勇」
...穢い裏町ではこの手のひらが大きくひろがり...
室生犀星 「はるあはれ」
...あらゆる穢いことを好んで口にする鰐口が...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
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