...芸術というは蟻が塔を積むように長い歳月を重ねて大きなものを作るばかりが能事ではない...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...四郎さんを自分んとこに引っ張ろうと大金を積むだろう...
高見順 「いやな感じ」
...それでも偶(たま)には向うで伊太利(イタリー)領のトリエステまでいって飛行機に積むとみえて...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...切々(せっせ)と生活の資を積む可く努められたのも...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...土を穿ち、土を移し、土を平(な)らし、土を積む...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...三萱刈りて、篠刈りて、編むで作る、炭俵、炭をつめて、繩もて括る、眞木ゆひし、繩を解きて、一括り、二括り、三括りに括る、大き俵、小さ俵、左から見、右から見、置いて見つ、積むで見つ、よろしき炭、また燒いて、復た燒き燒く...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...翌る日石っころを詰めた千両箱を船へ積むわけに行かないから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...善根を積むより外に餘念のない成瀬屋總右衞門の評判は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...貨物は若干の絹を積むくらいで大部分は帆船に委ねていた...
服部之総 「汽船が太平洋を横断するまで」
...港で積む親分です...
火野葦平 「花と龍」
...長岡の東山をば忘れめや雪の積むとも世は変るとも雪の長岡へ来て故人と共に遊んだ往年の秋を思ひ出し...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...円材甲板(スパア・デック)に六百十四噸の石炭を積む能力があって...
牧逸馬 「沈黙の水平線」
...その間に實世間の經驗を積むのも...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...さらに北西の風と浪(なみ)とが打ち返して南隣の迷惑の種を積むのである...
柳田國男 「地名の研究」
...野営を撤去して橇に荷を積むのに午前の半分はかかつたし...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...経験を積むにつれて...
夢野久作 「鉄鎚」
...青いかなしい雪が積む...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...馬の背に積むやら...
吉川英治 「新書太閤記」
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