...私は稚い心で、藤野さんが二人の従兄弟に苛責(いぢめ)られて泣いたので、阿母さんが簪を呉れて賺(すか)したのであらうと想像して、何といふ事もなく富太郎のノツペリした面相(つらつき)が憎らしく、妙な心地で家に帰つた事があつた...
石川啄木 「二筋の血」
...予は今日日本のすべての政治的国民の心理が甚だ幼稚であると思わざるを得ないのである...
大隈重信 「政治趣味の涵養」
...稚産霊(ワクムスビ)ノ神を生む...
高木敏雄 「比較神話学」
...桂月(けいげつ)が「猫」を評して稚気を免かれずなどと申して居る...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...移り変りの時期だったから幼稚なことは仕方なかったが...
高村光太郎 「回想録」
......
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...幼稚園の後期時分か...
直木三十五 「死までを語る」
...向(むかふ)さんはわたくしの稚顔(をさながほ)に見覚があつたと見えて...
永井荷風 「冬の夜がたり」
...されば予も幼稚園には洋服着せられて通はされたり...
永井荷風 「洋服論」
...幼稚だといって嗤(わら)われることを気にしたり...
中島敦 「狼疾記」
...幼稚な火藥も作れる筈ですが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...文化五年に三馬が「力競稚敵討」を書いて近江屋権九郎版で出した時も絵は春亭だったが...
林不忘 「仇討たれ戯作」
...三四人の番当や丁稚が火鉢をかかえて円くすわって一番年かさらしい一人が新聞のつづき物を節をつけて読んできかせて居たが「今晩」と云うどら声がいきなりひびいたので読のをやめて一度にふりかえったがじいやがあんまり変な形をして居るので眼を見合してニヤニヤして居る...
宮本百合子 「大きい足袋」
...いつも或る稚さのようなものがついているが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...にこにこ笑っている稚子髷(ちごまげ)の顔が...
吉川英治 「親鸞」
...稚子(ちご)と共に...
吉川英治 「親鸞」
...今春はもう慶応幼稚舎の一年生に入る...
吉川英治 「随筆 新平家」
...どうもいつまでも幼稚が意識にある自分には...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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- プロレスラーの安田忠夫さん: 大相撲、プロレス、総合格闘技で活躍し「借金王」の愛称で親しまれた。 😢
- スノーボード選手の村瀬心椛さん: 五輪で金メダルを獲得したスノーボード選手 🥇
- スピードスケート選手の高木美帆さん: スピードスケート女子1000メートルで銅メダルを獲得。 🥉
