...主税が坐ると馥郁(ふくいく)たり...
泉鏡花 「婦系図」
...高の知れた文人の目腐れ金に課税した処で結局手数損じゃ無かろう乎...
内田魯庵 「駆逐されんとする文人」
...ただでさえ今日は重税の負担に苦しんでいる国民が...
大隈重信 「選挙人に与う」
...査定通りの税金を払ったのでは立ち行かぬということになった...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...出港税納付済――那覇(なは)税務所という紙のついた瓶(びん)が...
高見順 「如何なる星の下に」
...租税いずれよりか出でん...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...なあに廉(やす)い所得税だ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...其の大阪府判事、神奈川縣知事、租税權頭、及び元老院幹事等の諸官を歴任して、前半期の終結たる明治十一年の隱謀事件に至るまで、伯の胸中に畫きしものは唯だ藩閥政府を顛覆せむとするの戯曲のみ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...がその後彼は函館へ行って税関の雇員になっていたが...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...日本のような貧乏な国ではいかに思想上価値があるからとてもしワグナアの如き楽劇一曲をやや完全に演ぜんなぞと思立(おもいた)たば米や塩にまで重税を課して人民どもに塗炭(とたん)の苦しみをさせねばならぬような事が起るかも知れぬ...
永井荷風 「妾宅」
...加藤主税は炎(ほのお)を吐くような呼吸と雷(いかずち)のような気合で...
中里介山 「大菩薩峠」
...そうしておまけに税金も自転車なみと云うような訳で...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...「自分の描いた絵でも、数が多いと税金をかけられるぞ」とおどかされたので、横浜の税関でびくびくしたが、税関の役人は、ちらりと一眼見ただけで、下積みの方は見向きもしなかった...
中谷宇吉郎 「画業二十年」
...同時に、あらかじめ藩庁の許可をうけてある令をもって、津軽平野を囲む一帯の村落百十余ヵ村へ対して、人税を課した...
吉川英治 「鬼」
...人税というのは、一戸当り幾人という労力を、月割に徴発(ちょうはつ)することで、勿論、無報酬の労働なのである...
吉川英治 「鬼」
...労働者によって消費されるいかなる貨物に対する租税も...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...従ってかかる租税の全重量が地主のみの負担する所となるのは不可能である...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...税金を払わなくってもいい」確かなことが二人に勇気を与えた...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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