...草のいきれ程うれしからぬ物はない...
石川欣一 「可愛い山」
...そしてより程度の高い民族が...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...いずれのち程、お迎えに誰かを寄越(よこ)します...
海野十三 「空中墳墓」
...先程海岸の土の上で私達が見たと全く同じな重い物を引きずったような跡が...
大阪圭吉 「死の快走船」
...有料の西洋便所とおなじくらいの程度に...
大杉栄 「日本脱出記」
...生水・ENOの果実塩・亜米利加(アメリカ)産肉豆(にくずく)・芽玉菜(めたまな)だけの食養生を厳守することによって辛うじて絵具付(ペインテド)シフォンの襞(ひだ)着物を着れる程度に肥満を食いとめている...
谷譲次 「踊る地平線」
...この社会に於ける愛の矛盾を或る程度解き得た人の言葉である...
戸坂潤 「読書法」
...東から五人、西から五人――かなりの仕出しが、舞台の中程、柳の下へずらりと御用提灯を置き並べ、その附近の石と材木とへ一同ほどよく腰を卸して、申し合わせたように煙草をのみ出したことは、この間の晩と今晩とに限ったことではなく、いつもここが臨時非常見廻役の会所になっていて、ここで落合ってから、東の奉行は西へ、西の奉行は東へ、肩代りをして一巡した後にお役目が済んで、おのおのの塒(ねぐら)へ帰る順序ですから、ここは会所であると共に、交番所であり、同時に東は東の動静を、西は西の持分の動静を、おのおの報告し合って、役目の引きつぎ所ともなる...
中里介山 「大菩薩峠」
...「あの辺(へん)も昔と違って大分(だいぶ)変りましたね」健三は自分の前に坐(すわ)っている人の真面目(まじめ)さの程度を疑(うたぐ)った...
夏目漱石 「道草」
...或る程度まで進むことが出来るものである...
新渡戸稲造 「今世風の教育」
...「海のカーニバル」の中程で藤山と徳山と僕...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...漸て二時間程経ってからです...
牧逸馬 「双面獣」
...天元術の高次方程式を避けて簡便に算盤の解法に訴え得るものを賞用して...
三上義夫 「和算の社会的・芸術的特性について」
...この過程そのもののうちに存しなければならない...
三木清 「歴史哲學」
...けれども本を作ったおかげである程度の勉強をした...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...こうなりたくないために――スフィンクスの呪いにかかりたくないために――子供のオモチャにしかならぬ程度の一生を送りたくないために...
夢野久作 「鼻の表現」
...お前からでなくては与へられない程の立派な精神的な何物(なにもの)かを少しでも自分の子供に吹き込んだか...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...自分から申し出たい程の事だったし...
吉川英治 「源頼朝」
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