...田舍には稀な程晩婚であつた所爲(せゐ)でもあらうか...
石川啄木 「二筋の血」
...先年ドイツ国ベルリンの大学で学生中に花柳病に罹つて居ない学生の稀なるを知つて大に愕き...
丘浅次郎 「人類の将来」
...況(いわ)んやその母が世にも稀なる美女であった場合...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...われは常のごとく家にのみ引籠りて人に逢ふ事も稀なりしかば...
永井荷風 「鴎外全集刊行の記」
...商舗の燈火は黯澹として行人稀なり...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...葵の側には此の稀な晴天を幸にお袋が一寸の暇を偸んで洗つた仕事衣が干竿に掛けてある...
長塚節 「芋掘り」
...これがまた近来稀な好著である...
中谷宇吉郎 「千年の時差」
...たいていな百姓家には一人や二人は必ずいます」「それで人迹稀なんですか」と正面攻撃を喰(くら)わせる...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...当時鞍馬寺境内に公卿の居住すること稀ならず...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...こういう類いの地主だった! どうもこんな現象はロシアでは甚だ稀なことといわねばならぬ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...彼の稀なる九折の回廊も共に消え去せたが...
牧野信一 「珠玉の如き」
...類ひ稀なるモロコシ酒の利き目は...
牧野信一 「幽霊の出る宮殿」
...異性との友情について書かれる記事は稀なのに...
宮本百合子 「異性の友情」
...稀なるアナクロニスムとして...
森林太郎 「長谷川辰之助」
...ある稀な気質がいわば奇跡的に我々の熱心をそこに導かない限り...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その稀な例外の一つの場合に来るのである...
柳宗悦 「雑器の美」
...世間の噂なぞが耳に這入(はい)る機会は極めて稀なのですが……」「ヘエ――……それでは最前あなたが私をお叱りになって……「礼服を着ながら顎を外す...
夢野久作 「霊感!」
...洛陽にも稀な美人であったので...
吉川英治 「三国志」
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