...やがて移り気な彼女に捨てられる...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「蘭郁二郎氏の処女作」
...この移り気が禍いして一生をだいなしにする者がどのくらいあるか判らない...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...いつもの移り気な性分にも似ずこの女に依って最も多く独(ひと)り寝のあじきなさを慰められて来たのだが...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...単なる移り気である...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...)(三) 移り気彼の感情も意志も...
中島敦 「斗南先生」
...移り気なのである...
中島敦 「斗南先生」
...助手たちに対するこの告発はたしかに正しくはあったのだが、それらはみな、あの二人のまったく滑稽で、子供じみて、移り気で、自制のきかないたちからいうと、もっとずっと罪がないもののように解釈されるのだった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...軽率と移り気の非常に有力な証拠であろう...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...移り気な晩秋の空に出没する星の瞬きも移り気な頃である...
牧野信一 「凩日記」
...その葉は浮華な移り気を戒める如(ごと)く四時青々として緑の色を保ち...
牧野富太郎 「植物記」
...彼はあまねく峻烈に表現しているが、その中で曰く、『男子に対するその情欲、その移り気、その固き愛情の欠乏、及びその片意地な天性により、女子はいかに現世においてよく保護されても、まもなくその夫から疎んぜられる1)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...アッシェンバッハはそとをながめていた――両手をひざにおいたまま、ここへもどってきたことに満足しながら、自分の移り気に、われとわが願望を知らぬのに、不満を感じて頭をふりながら...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...旅行者の移り気と無鉄砲な若さから...
三浦環 「お蝶夫人」
...かえってほかから見てまじめな移り気のない男に見えもするでしょう...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...現代の人は皆移り気なふうになっていますから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...同時にまた昔からの母の移り気な性質を思いだしたのであった...
山本周五郎 「日本婦道記」
...もう移り気な葉子からすっかり見離されていた黒吉が...
蘭郁二郎 「夢鬼」
...たとえば移り気に多くの女を愛するものは...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
ランダム例文:
便利!手書き漢字入力検索
時事ニュース漢字 📺
