...時代の移り変わりは妙なものである...
上村松園 「随想」
...しかもこの懐疑の黒煙に天の霊火移りし故...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...古事類苑編纂委員などに移りて...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...この移り気が禍いして一生をだいなしにする者がどのくらいあるか判らない...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...十時から十一時半まで舞踏会に移り...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...とかく移り行くほどに...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...しかしながら、見よ、私がかう言つてゐる間に、それを火に近づけると、殘つてゐた味は除き去られ、香りは散り失せ、色は移り變り、形體は毀され、大きさは増し、流動的となり、熱くなり、殆ど掴まれることができず、またいまは、打つても音を發しない...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...」三人がそこへ移り住んだ時...
徳田秋声 「黴」
...移り行く「久光様が...
直木三十五 「南国太平記」
...そこへ移り住んだ主(ぬし)というのが...
中里介山 「大菩薩峠」
...折柄山のうへなる空に雲のむら/\とうかび居たれば比叡の嶺ゆ振放みれば近江のや田上山は雲に日かげる息吹の山をいや遙にみて天霧ふ息吹の山は蒼雲のそくへにあれどたゞにみつるかも極めてのどかなる湖のうへに舟のあまた泛びたるをみて近江の海八十の湊に泛く船の移りも行かず漕ぐとは思へど丹波の山々かくれて夕立の過ぎたるに辛崎のあたりくらくなりたれば鞍馬嶺ゆゆふだつ雨の過ぎしかばいまか降るらし滋賀の唐崎八月一日...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...あなたが御移りにならんと御嬢様の御病気がはやく御全快になりませんから是非この月中(じゅう)に方角のいい所へ御転宅遊ばせと云う訳さ...
夏目漱石 「琴のそら音」
...その移り変りの時期もなしにすぐ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...あすからそちらへ引き移ります...
堀辰雄 「七つの手紙」
...つぎに移ります...
三好十郎 「抵抗のよりどころ」
...時世の移りで不幸な身の上になり...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...いざお移りを」と...
吉川英治 「私本太平記」
...さっそく身支度して、側臣数名と共に、小舟へ移り、暗夜にまぎれて、蟹江城の水門から落ちていった...
吉川英治 「新書太閤記」
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