...ペンキと電灯とをもって広告と称する下等なる装飾を試みることでもない...
芥川龍之介 「松江印象記」
...一八九四年に出版された『極東の問題』と称する興味深い本の中で...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...一般に随筆と称するものは従来文学の世界の片すみの塵塚(ちりづか)のかたわらにかすかな存在を認められていたようである...
寺田寅彦 「科学と文学」
...マライのゲンゴンと称する竹製の竪琴...
寺田寅彦 「日本楽器の名称」
...何々溪と称するが...
豊島与志雄 「台湾の姿態」
...クロードの風采(ふうさい)を尊厳なりと称すると同一である...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ビンルンムと称するタピオカ芋のちまきや...
中島敦 「環礁」
...一の蔵と称する御蔵も随分子供の私達にとっては怖い所だった...
中谷宇吉郎 「御殿の生活」
...何(なん)らの秘密なしと称する人こそ怪しむべきである...
新渡戸稲造 「自警録」
...美妙が大祖(たいそ)と称するところの...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...後者はこれを特別法例と称することが出来よう...
穂積陳重 「法窓夜話」
...このサネカズラの属名を Kadsura と称するが...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...先月かの『モダン日本』に帝大医学部怪談集と称する標題を掲げた白石実三氏の一文中にある如く学生が忘れたノートを取りに実習室に入って死骸にどなられて逃げ出したとか...
森於菟 「屍体異変」
...または乗瀬御岳(のーせうたき)と称する霊地があって...
柳田国男 「海上の道」
...軍記調の古典ではすぐこれを十八万騎の二十万騎のと称するが...
吉川英治 「私本太平記」
...べつに明智光忠の率いる第二軍と称するものの行動がある...
吉川英治 「新書太閤記」
...俗称するは勿体(もったい)ないとしてであろう...
吉川英治 「新書太閤記」
...「しるべし禅宗の称は魔波旬(まはじゅん)の称するなり...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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