...旅館の番頭が大泉と大きく書いた提灯をつけて私方へ參り「今石川さんがお立ちになります...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...この裏千家も私方へ出入をした...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...役人が私方に来て懇々内談するその様子は...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...島原藩士何某が私方に遣(やっ)て来て...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...そのニコ/\優しい顔をして私方に出入(しゅつにゅう)したのは全く探偵の為(た)めであったと云(い)う...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...私方に飛込んで助かった事さえありましたが...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...私方に嫌疑(けんぎ)もなんにもない...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...或日(あるひ)その書を私方に持参して...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...借用証書があらば百万円遣ろうソコで或(ある)時例の金融家のエライ人が私方に来て...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...ソレでも私方の孫子(まごこ)に限(かぎっ)て別段に我儘(わがまま)でもなし...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...家に秘密事なし又家の中に秘密事なしと云(い)うのが私方の家風で夫婦親子の間に隠す事はない...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...私方の子供は読書勉強して遂(つい)ぞ賞められたことはないのみか...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...寧ろ私方が憎まるべき不労所得の搾取階級に違ひなかつたのだらうが...
牧野信一 「バラルダ物語」
...私方養介も二年煩ひ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」「私方へ頼久太郎と申を...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...私方(わたくしかた)菅(くわん)三も十五になり候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...私方は多町一丁目にて...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...久しき御病気も御本復被遊(あそばされ)私方の本懐も之れに過ぎ不申(もうさず)...
山本禾太郎 「仙人掌の花」
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