...彼は秀でたる植物学者で...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...が、作に秀でたのは、鯛よりは鰯の生きのイイ方が旨(うま)い、牡丹よりは菜の花の方が風情(ふぜい)があるというと同じ好(す)き不好(ぶす)きを別として大抵異論はないが、人物となるとまた、古今馬琴の如く嫌われてるのは少ない...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...――特に秀でたる諸將ら槍に矢に打たれ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...斃れし友を救ふべく同じく槍に秀でたるプーリダマスは寄せ來る...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...手の工藝に秀でたるシドーンの人の作にして...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...――一芸に秀でた人はどこか態度にぴたりと極つたところがあるのね...
徳田秋聲 「草いきれ」
...澄んだ深い眼差しと秀でた鼻筋とがしっとりと落着いていた...
豊島与志雄 「秦の出発」
...中国人にしては珍らしい秀でた鼻筋……...
豊島与志雄 「秦の憂愁」
...一芸一能に秀でた者は...
豊島与志雄 「表現論随筆」
...錯誤は秀でたる弾丸である...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...和洋医術に秀でた医者が...
直木三十五 「南国太平記」
...おかかえの一芸に秀でたもの...
中井正一 「脱出と回帰」
...秀でたところを持っている...
野村胡堂 「胡堂百話」
...大垣伊右衛門というのは、それより四つ五つ若く、これは美男と言ってもいいでしょう、秀でた眉、高い鼻、少し大きいが紅い唇、謡いの地があるらしい錆(さび)を含んだ声、口上も江戸前でハキハキしております...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あらゆるジャンルの秀でた人々が勲章...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...――その間から並ならず秀でた額(ひたい)がおりおり全く明るい象牙色(ぞうげいろ)をして閃き現われる...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「しめしあわせ」
...秀でた優しい額からうしろへかき上げられて...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「悩みのひととき」
...写実を乗り越すほどに写実に秀でた芸術家の精神であった...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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