...今日鬢絲禅榻畔(こんにちびんしぜんたうのほとり)...
永井壮吉 「偏奇館吟草」
...鬢糸(びんし)禅榻(ぜんとう)の歎(たん)をなすものの能(よ)くすべき所ではない...
永井荷風 「正宗谷崎両氏の批評に答う」
...殊に或日わが居間の軸を掛替(かけか)ゆる折滬上(こじょう)当今(とうこん)の書家高(こうよう)といふ人の書きける小杜(しょうと)が茶煙禅榻(さえんぜんとう)の七絶(しちぜつ)すらすらと読下(よみくだ)しける才識に母上このもの全く世の常の女にあらじと感じたまひてこの度(たび)の婚儀につきては深くその身元のあしよしを問ひたまはざりき...
永井荷風 「矢はずぐさ」
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