...祖述者の何人たると...
石川啄木 「所謂今度の事」
...當時世人から一般にトルストイを祖述する者として取り扱はれ...
石川啄木 「トルストイ翁論文」
...甚だしきは全く原文を離れて梗概(こうがい)を祖述したものであった...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...ビェリンスキーやドブロリューボフを祖述する二葉亭の文学論は当時の女学生の耳には(恐らくは今の女学生にも)余りに高遠深邃(しんすい)であって...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...クロはいわゆる「科学的」社会主義の祖述者のごとくに...
大杉栄 「獄中消息」
...けだし近時英国の碩学(せきがく)スペンサー氏の万物の追世化成の説を祖述し...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...川本幸民が電胎法を祖述した功勞にも感謝しようではないか...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...又伊藤東涯は繋辭の中に包犧神農などを説いてゐることが、中庸の祖述堯舜、憲章文武の意味と合はないと述べてゐるが、一體上古帝王を數へるのに呂氏春秋尊師篇には神農、黄帝、、帝、堯、舜といふ順序になつてゐるから、繋辭傳に其上更に包犧を數へてゐるが如き、大體繋辭傳が呂氏春秋より新らしいものなることを想はしめるのである...
内藤湖南 「易疑」
...(やまと叢誌に出でたり)本居氏を祖述して...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...張得天を祖述して居る...
内藤湖南 「北派の書論」
...ただ前代を祖述(そじゅつ)するよりほかに身動きがとれぬ...
夏目漱石 「野分」
...後の思想は彼の祖述以上に多く出でぬといつても過言ではないであらう...
波多野精一 「時と永遠」
...勝本説を祖述するもので...
平林初之輔 「諸家の芸術価値理論の批判」
...特にテエヌの説の祖述で充した...
平林初之輔 「文学方法論」
...忍月居士はみづからハルトマンを祖述すと稱しながら...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...みだりに儒佛を祖述し...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...まことに布置(ふち)や祖述(そじゅつ)の首尾も体(たい)を成しておりません...
吉川英治 「随筆 新平家」
...自分の考えでその説を祖述してみよう...
和辻哲郎 「孔子」
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