「礫」の意味
小石
小説での「礫」の使い方
...角礫状又は集塊岩樣の構造を呈せるものあり...
石川成章 「櫻島噴火の概況」
...瓦礫のまま荒れ果てた寺内に...
心猿 「桜もち」
...あとは瓦礫(がれき)の散乱する巷(ちまた)であった...
梅崎春生 「桜島」
...砂礫を攀(よ)じて...
大町桂月 「層雲峡より大雪山へ」
...沙(すな)に小礫(こじやり)の交(まじ)りたる所にあらざれば産(うま)ずと漁師(れふし)がいへり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...手に鍬握り溝渠より砂礫をさらひ捨つる時...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...代赭色の火山礫に蔽われた急斜面を...
豊島与志雄 「自由人」
...珠玉をも瓦礫のなかに蹴やるからである...
豊島与志雄 「情意の干満」
...ここに上野国から登山した並榎の竪者(りっしゃ)定照という者が深く法然の念仏をそねみ「弾撰択(だんせんじゃく)」という破文を作って隆寛律師の処へ送ると律師はまた「顕撰択(けんせんじゃく)」という書を作って「汝(なんじ)が僻破(へきは)の当らざること暗天の飛礫の如し」と云うたので...
中里介山 「法然行伝」
...水白く橋下の礫に碎くるものは鬼怒の清流にして...
長塚節 「草津行」
...俺に食慾(くひけ)があるとしてもだ土や礫(いし)に対してくらゐだ...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...礫(つぶて)のように飛込んで来たのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...石礫地(せきれきち)や...
林芙美子 「浮雲」
...瓦礫の上を手荒に引摺り廻されたものと見え...
久生十蘭 「魔都」
...岸辺に近き砂礫(されき)の間...
宮崎湖処子 「空屋」
...ともかく、私の飛礫は、遊び友達の中でも非常な腕利(うできき)として相応な尊敬を払われていた...
室生犀星 「幼年時代」
...法成寺址の瓦礫(がれき)やら...
吉川英治 「私本太平記」
...没羽箭(ぼつうせん)張清の得意とする“礫(つぶて)”ほどやっかいな物はない...
吉川英治 「新・水滸伝」
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