...大抵な無器用なものでも清元(きよもと)や常磐津の一とくさり位は唄(うた)ったもんだ...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...象は引張られて常磐(ときは)橋からお城に入(い)らうとした...
薄田泣菫 「茶話」
...シジュウカラが常磐木(ときわぎ)の葉がくれにさえずり...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...それはまるで何者かが私を磐石(ばんじゃく)のような力で圧え付けてじっと眺めさせているかのように...
橘外男 「逗子物語」
...渡島、陸奧、羽後、磐城、岩代、下總、常陸、武藏、信濃、就中(なかんづく)多く出でたるは陸奧龜ヶ岡なり...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...常磐なす常磐のいろ...
長谷川時雨 「東京に生れて」
...その後は母の手一つに養育され常磐津(ときわず)などをならっていた...
長谷川時雨 「豊竹呂昇」
...新内や常磐津できたえた金のかかった声だから...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...朝夕の風は相当軒端に強く吹いて折々根太(ねだ)をも軋ますばかりだがつつましい屋のむねにはいつからか常磐木(ときわぎ)色の小旗が一つ立っていて荒っぽく揉まれながらも何やら嬉々と季節の太陽にへんぽんたるは何故だろう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...「磐安(ばんあん)さんがわたしを女房(にようぼ)に持つてくれぬかしら」とは...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...磐安改磐の日記の断簡があつて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...磐は全家の東京に寄留せむことを静岡県庁に稟請(りんせい)し...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...磐五十四歳...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...羽後平鹿(ひらか)郡沼館村大字矢神磐城田村郡滝根村大字広瀬字矢大神丹波氷上(ひかみ)郡吉見村大字上田字矢神播磨多可郡津万村大字寺内字矢神石見那賀郡下松山村大字八神(やかみ)等のごとし...
柳田國男 「地名の研究」
...ヒョウロローと聴えるといっている(『東磐井郡誌』)...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...作左衛門は大磐石に立ちはだかって更に云った...
吉川英治 「剣難女難」
...岩磐の尖りや石ころもなく...
吉川英治 「随筆 新平家」
...常磐は、日頃も思う事には...
吉川英治 「源頼朝」
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