...一年以来リヒノフスキーは(そう君にいっても君には信じ難く思われるかも知れないが)いつでも僕の熱心な味方であってくれたし今もそうなのだが(確かにちょっとしたいざこざは二人の間にありはしたけれども...
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven、フランツ・ゲルハルト・ヴェーゲラー Franz Gerhard Wegeler、エレオノーレ・フォン・ブロイニング Eleonore von Breuning、ロマン・ロラン Romain Rolland 片山敏彦訳 「ベートーヴェンの生涯」
...こいつが動くことだけは確かですよ...
海野十三 「人造人間事件」
...どうかいたしましたか? 木でもなくなったんですか?」「違う……いや確かに妙だ...
大阪圭吉 「闖入者」
...確かにその音を聞いたかと訊ねると...
デフォー Daniel Defoe 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...それでもこの失敗した試みが自分の理学的知識欲を刺激する効果のあっただけは確かである...
寺田寅彦 「映画時代」
...吾々が与えられている物理法則がどの程度に確かなものか...
戸坂潤 「現代科学教育論」
...しかし入院以前には確かに性欲的機能はあった...
外村繁 「澪標」
...ああいう際にこの読み物の与えた市民への慰藉はまた確かに著者としても出版者としても一つの偶然な功徳といってよいと思う...
中里介山 「生前身後の事」
...こいつは確かに血だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...花火の道樂も伯次さんで、昔は花火が好きで、花火屋に居候をして居たこともある相です」「それから」「煙草好きも伯次さんで、花魁(おいらん)の道具のやうな、長い煙管(きせる)を好きで、夏煙管とか言つて自慢にして居りましたが、灰皿(はひざら)が燒けるほど煙草を吸つても、少しも熱くならないのが自慢だ相で、その邊にも確か、二尺も長い羅宇(らう)をすげた煙管が、一本や二本はありませう」「細工事の方は何をやつたんだ」「伯次さんは彫物細工は大した腕でございましたよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...従って混ぜ物処理を取り扱っている研究においては個人の研究によって確かめられていない発言が少なくない...
アーサー・ヒル・ハッサル Arthur Hill Hassall, M.D. 水上茂樹訳 「食品とその混ぜ物処理」
...こんな軍勢を従えたこんな指揮官など確かに前代未聞だった...
A. ビアス A.Bierce The Creative CAT 訳 「チカモーガ」
...この地所の所有者は確かに抵当権証券が焼失してしまった場合よりも遥かに生活は悪いに違いないが...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...確かに霊魂をそのままにうっちゃっておく方がはるかにましである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...進歩とか特徴とか言うべきものが確かに認められる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...不確かさや粗悪は慎まねばならぬ...
柳宗悦 「工藝の道」
...もうその時分には双方ともこの世にいなかったことは確かである...
柳田国男 「雪国の春」
...T「六助さんも確か巳年じゃ」二人は嬉しそうに語って居る...
山中貞雄 「武蔵旅日記」
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