...明治の初年にはまだ相当に碩学(せきがく)がおったのである...
井上哲次郎 「明治哲学界の回顧」
...此事碩学(せきがく)の聞(きこえ)高(たか)き了阿(れうあ)上人の話(はなし)にきゝてかの経を借得(かりえ)て読(よみ)しが...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...事のついでにもう一刷毛(はけ)この男と碩学との問答を写しておいて私もこの長物語の筆を結ぶことにしようと考える...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...裏面には土佐の碩学(せきがく)寺石正路(てらいしまさはる)先生の選文がある...
田中貢太郎 「海神に祈る」
...日頃眷顧(けんこ)を蒙(こうむ)っている天台宗の某碩学(せきがく)などにも尋ね...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...自分らのような弱輩のものがこの碩学(せきがく)に近づいて何か話でもしようと思うと...
寺田寅彦 「柿の種」
...これを具備した人にして始めて碩学(せきがく)の名を冠するに足らんか...
寺田寅彦 「知と疑い」
...両先生ともにいずれも全然予期していなかったこの碩学(せきがく)の来訪に驚きもしまた喜ばれもされたのはもちろんである...
寺田寅彦 「B教授の死」
...この二碩学(せきがく)およびゼームス・ミルの子なるジョン・スチュアート・ミル(John Stuart Mill)らと親しく往来して...
穂積陳重 「法窓夜話」
...私の師友であった碩学の永沼小一郎氏は...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...碩学高僧真面目にこれを禦(ふせ)ぐ法を論ぜしもの少なからず...
南方熊楠 「十二支考」
...然(さ)う云ふ碩学(せきがく)で本山(ほんざん)でも幅(はば)の利(き)いた和上(わじやう)を...
與謝野寛 「蓬生」
...たれか以前の碩学(せきがく)とか長老とかはおらんのか」ふたたび...
吉川英治 「新書太閤記」
...三千世界の知識碩学(せきがく)...
吉川英治 「新書太閤記」
...当代の碩学(せきがく)のうちで...
吉川英治 「親鸞」
...今までの碩学(せきがく)や大徳の説いた教えに養われてきた人々には...
吉川英治 「親鸞」
...そこらにざらにあるいわゆる碩学(せきがく)とは断じてちがう...
吉川英治 「親鸞」
...山城の大徳寺からきた碩学(せきがく)について...
吉川英治 「宮本武蔵」
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