「碌な」の意味
まともな
小説での「碌な」の使い方
...とても碌な物は出來なからうと思ふ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...それはともかくもこういう少年が成長したところで碌な者になるはずはない...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「魂の喘ぎ」
...随つて何時までも碌な発明も発見も出来ぬ様ならば...
丘浅次郎 「理科教育の根底」
...何一つ碌な事は仕出来(しでか)してゐないので...
薄田泣菫 「茶話」
...碌な者ぢやないつて言つたでせう...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「帽子箱の話」
...切角の卒業生も無産者の娘では碌な処へ嫁にも行けまい...
戸坂潤 「社会時評」
...どうせ碌な考えは出やしないんだからって……...
豊島与志雄 「運命のままに」
...手間取ると碌な事は無い...
野村胡堂 「青い眼鏡」
...こんなことを考える時ゃ碌な事あねえんだ...
葉山嘉樹 「乳色の靄」
...物を問へば碌な返事した事なく...
樋口一葉 「たけくらべ」
...「ボーシン、あのハイカラ女ども、どこの者(もん)ですか?」「そんな口きくと、碌なこたないぞ...
火野葦平 「花と龍」
...碌な者(もん)じゃなか...
火野葦平 「花と龍」
...いよいよ碌なことにはならないのだ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...「かごや」をやってしみ/″\うちには碌な役者のゐないことが分る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...自分が一番齢上の癖に碌な責任も果しもしない癖に……」と喰つてかかつた...
牧野信一 「茜蜻蛉」
...」「貴様もやがて蔭膳でもあげられないやうに気をつけろよう……碌なもんぢやない...
牧野信一 「鏡地獄」
...「今独りんなると碌なことをしないにきまってる...
「一本の花」
...景気の悪い日には碌なことが舞い込みやしない」「して其奴(そいつ)は...
吉川英治 「剣難女難」
便利!手書き漢字入力検索
