...保険は碌(ろく)についていないし...
芥川竜之介 「歯車」
...君は三十前に何か一仕事してゐるかい』『いゝや』『それぢや君は一生碌なことが出來ない仲間だね』『僕は三十前に...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...其の話を碌々(ろくろく)耳にも入れず...
石井研堂 「元日の釣」
...斯ういふ先生方だから外国語さへ碌に出来ず...
内田魯庵 「犬物語」
...蘇峰と碌堂とは新進第一の論客として勢望既に論壇を圧していた...
内田魯庵 「美妙斎美妙」
...碌(ろく)でもない小説三昧に耽(ふけ)るは昔者(むかしもの)の両親の目から見れば苦々(にがにが)しくて黙っていられなかった...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...お互に長の名のつくものに碌な物は無いね...
薄田泣菫 「茶話」
...私の希望で碌山氏が粘土で作りかけ...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...かた/″\碌(ろく)な事これなく候...
相馬泰三 「新らしき祖先」
...見ているうちに何だか少しむっとするような気がして来てとうとう碌(ろく)に見ないで帰って来て...
寺田寅彦 「二科展院展急行瞥見記」
...「うん」と碌(ろく)さんは答えたぎり黙然(もくねん)としている...
夏目漱石 「二百十日」
...車屋の神さんの話では英語のリードルか何か専門に教えるんだって云います」「どうせ碌(ろく)な教師じゃあるめえ」あるめえにも尠(すく)なからず感心した...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...それから実は水島の事も苦沙弥が一番詳(くわ)しいのだがせんだって妻(さい)が行った時は今の始末で碌々(ろくろく)聞く事も出来なかった訳だから...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...大根一本碌に出来ないような始末...
新渡戸稲造 「人格の養成」
...いよいよ碌なことにはならないのだ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...先方(さき)じゃ五月蠅(うるさい)と云ッたような顔をして口も碌々(ろくろく)きかない」トあじな眼付をしてお勢の貌をジッと凝視(みつ)めた...
二葉亭四迷 「浮雲」
...碌(ろく)なことはあるまいさ」いたどりの白ッぽい花が見えて...
本庄陸男 「石狩川」
...耶蘇教に大食と異なれど両(ふた)つながら碌(ろく)な事でない...
南方熊楠 「十二支考」
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