...おぬいさんは何にも知らないのだ...
有島武郎 「星座」
...姓――閥族名――源氏――家族名――頼通称――洗礼名にあたるもの――久太郎号――学問上の名――山陽字――追加的学問上の名――子成諱――契約書その他の為の法律的の名――襄戒名――死後の名――私の教示者はこれを知らない*...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...』『知らない、私(わし)...
石川啄木 「菊池君」
...おそらく誰も知らない間に自転車ででも通りかかって拾って行ったのかも知れない...
犬田卯 「錦紗」
...自動車を知らない案内人なんて...
海野十三 「海底都市」
...日本ではどうして「はんぺんごらう」と訛つたか私はいはれを知らない...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...現在の津田の愛に満足する事を知らない横着者か...
夏目漱石 「明暗」
...われわれはそんな招聘のことは全然知らないし...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...可哀想に何も知らないで!」ウージェーヌは午前中ずっとニュシンゲン夫人のお陰で...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...飽くことを知らない...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...まるであの野茨のなかに巣喰つた見知らない小鳥の他は小鳥なんぞのゐることを忘れてしまつたやうに...
堀辰雄 「巣立ち」
...見たくない事態を防ごうとしたことは誰も知らないでしょう...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...朝湯へ飛び込むとそこに預けてある知らない人の石鹸をまるでその人の友だちのようなことを言ってはひとつひとつクンクン嗅ぎまわり...
正岡容 「随筆 寄席風俗」
...活動的な方面は抽象的に唯物論との對立においてむしろ觀念論(このものはもちろん現實的な感性的な活動そのものを知らないのであるが)によつて展開された...
三木清 「認識論」
...」「何里だか知らないが疲れて了つた...
吉江喬松 「山岳美觀」
...お燕という陽なたを知らない宿命の花の胚子(たね)もこぼされ...
吉川英治 「大岡越前」
...君たちは」「横浜(はま)にいて愚連隊を知らないのか」「…………」「まあいいから来たまえ」「いや...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...董卓はもう怖ろしい者あるを知らない...
吉川英治 「三国志」
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