...無暗矢鱈に二号活字を使ふ...
石川啄木 「菊池君」
...矢鱈におほほと笑ひ...
太宰治 「お伽草紙」
...矢鱈に訪問などすべきものでは無いかも知れない...
太宰治 「お伽草紙」
...または立ち上つて矢鱈にはねまはり...
太宰治 「お伽草紙」
...私はただ矢鱈に褒めるのだ...
太宰治 「新郎」
...ただ矢鱈に興奮して仙台の街を歩きまわってばかりいて...
太宰治 「惜別」
...もう無暗矢鱈に抓りすんです...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...「English at the Commercial School」といふ文句を矢鱈に原稿紙の上に並べてゐる中にポツとこんなことを思つた...
中原中也 「その頃の生活」
...最低生活をしながら金は矢鱈にかかり困つたものです...
原民喜 「書簡」
...矢鱈に曲り角があるもんですからね...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...矢鱈に大法螺を吹いていた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...その他いろんなことを矢鱈に書きたてることだろう...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...若い衆連は矢鱈に巫山戯て狂ひまはつた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...しまひにはただ口にのぼすことの出来る限り矢鱈にしやべり散らすといつた類ひの人物であつた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...次ぎつぎと矢鱈に話がはずんだものだから...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...矢鱈に部屋中を歩き廻るばかりで...
牧逸馬 「アリゾナの女虎」
...呑みたいからというて矢鱈に水をあふることも許されず名状し難い陰気な泥酔状態を噛み殺して烏天狗のやうな顔つきを保つてゐることの苦渋を今や知る身となつてゐた...
牧野信一 「天狗洞食客記」
...矢鱈に人の運命ばかり判断してやりたくなってきて困り出した...
横光利一 「馬車」
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