...時代の変化でそうした親睦さは今ではちょっと出来にくかろうけれど...
上村松園 「随想」
...K夫婦の新婚当座の甘い夜毎の睦言を他所に...
田山録弥 「田舎からの手紙」
...三十九こうして睦(むつ)まじく...
中里介山 「大菩薩峠」
...お睦に目をつけていた者が...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...お睦の場合であったならば...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
......
樋口一葉 「別れ霜」
...ちょっとまともには受けきれねえような睦(むつま)じい仲なんで...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...母と子は睦じく一本の酒で陶然とした...
牧野信一 「わが生活より」
...さてその日本太郎が松葉とかいう色の黒い馬面の女とつるみ高座でそののち睦の寄席へ現れ出したと思ったら間もなく消えて...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...人生との和睦を見出したのだった...
宮本百合子 「傷だらけの足」
...珍らしい睦(むつ)まじさ親密さをかんじるのであった...
室生犀星 「或る少女の死まで」
...和睦の勅使を下せば...
吉川英治 「三国志」
...おれに和睦をすすめに来たな...
吉川英治 「三国志」
...和睦を押しつけた...
吉川英治 「三国志」
...小癪(こしゃく)な敵兵」「御和睦(ごわぼく)の直後というのに...
吉川英治 「新書太閤記」
...毛利との和睦(わぼく)を取りきめねばならぬが...
吉川英治 「新書太閤記」
...……もし秀吉が、その方たち一族の乞いを退(しりぞ)けたら、真田どのは、どうする気かの」「さもあれば、父の心はわかりませんが、私としては、いかなる屈辱(くつじょく)にも忍んで、即座に、浜松どの(徳川)の御意に従い、他日の力を養いおいて、やがて徳川軍が、大挙、大坂表へ攻め上る日には、その先鋒(せんぽう)を承(うけたまわ)って、いささかの功を挙げ、もって、今日の御好意に対するお礼といたしとう存じます」「はははは」秀吉も笑うほかなく笑って――「浜松どのとこの秀吉とは、つい先頃、和睦いたして、今ではこよない程のよい仲じゃ...
吉川英治 「新書太閤記」
...すると、一人はたちまちどこかへ走って行き、やがて素焼の酒瓶(さかがめ)をかかえて来て、「さあ、豊楽殿(ほうらくでん)の、おん酒宴(さかもり)としようぜ」と、さらに車座を、睦み合った...
吉川英治 「平の将門」
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