...」とかくして龍宮の正門に着く...
太宰治 「お伽草紙」
...家に着くまで殆ど一語を発しなかった...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...その他慣例によれば和蘭船の着く毎に...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...教会堂へ着くと、彼が言ったとおりに扉(とびら)は閉(し)まっていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...落着く気になれませんのです」「まあ……」お雪ちゃんは全く呆(あき)れてしまいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...山へ吸い着くようにして這い廻りはじめる...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...何分問題が大きいものですから」「しかし大体の見当は着くだろう」「もう少しです」「来月くらいかい」「そう早くは……」「来々月(さらいげつ)はどうだね」「どうも……」「じゃ...
夏目漱石 「虞美人草」
...座に着くと、いきなり「君、越智東風(おちとうふう)の高輪事件(たかなわじけん)を聞いたかい」と旅順陥落の号外を知らせに来たほどの勢を示す...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...變りはないか」お弓町に着くと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...汽船が桟橋に着くと...
原民喜 「永遠のみどり」
...そんな漂流人が着くとその宿屋に訪(たず)ねて行(いっ)て聞(きい)たこともある...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...二時半頃着くなと待ってたが見えない...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...俺はもう汽船の着く処までは平気で往復出来るやうになつた...
牧野信一 「秋晴れの日」
...取着く島をも見出し得なかった二人は...
松本泰 「緑衣の女」
...それから旅亭(やどや)へ着くと夜具蒲団(やぐふとん)から膳(ぜん)椀(わん)皿(さら)小鉢(こばち)まで一として危険ならざるはなし...
村井弦斎 「食道楽」
...船が篠咲に着くなりとびおりて...
山本周五郎 「青べか物語」
...明日(あす)はポオト・サイドに着く日なりとて誰(たれ)の面(おもて)にも少(すくな)からぬ色の動くを知り申し候(さふらふ)...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...そのうちに援軍が着くであろう」などと云っている...
吉川英治 「源頼朝」
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