...四方を眺むれば橋の袂に焼くもろこしの匂い...
饗庭篁村 「良夜」
...天眼(てんがん)なほも奧津城(おくつき)にカインを眺む...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...天眼(てんがん)なほも奥津城(おくつき)にカインを眺む...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...それにしてもやはり後代から眺むると...
大隈重信 「勢力の中心を議会に移すべし」
...獨り我世に許されし光のあとを眺むるも夜は千萬の星の色あけぼの白く雲われて明星のまみ閉づるとき照るもまばゆし旭日影...
土井晩翠 「天地有情」
...薄紫によこぐものたなびくひまを眺むればいろなる露を身にあびて笑みつ生るゝ「あした」あり...
土井晩翠 「天地有情」
...彼は其処に千町田(ちまちだ)の垂穂(たりほ)を眺むる心地して...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...人種と時代とを異にしたような眼附で彼を眺むる生徒とがあった...
豊島与志雄 「生あらば」
...病室にはいって来てじっと彼の顔を眺むる木下の眼付に...
豊島与志雄 「二つの途」
...例えば汽車の窓などから眺むれば...
豊島与志雄 「北京・青島・村落」
...四方の山々眺むれば...
直木三十五 「南国太平記」
...偏奇館の窗に倚りて対面の崖を眺むるに...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...銀杏は黄葉(こうよう)の頃神社仏閣の粉壁朱欄(ふんぺきしゅらん)と相対して眺むる時...
永井荷風 「日和下駄」
...日毎に眺むる彼の森も空と同一(ひとつ)の色に成りぬ...
樋口一葉 「雪の日」
...籠手(こて)をかざして眺むれば...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...薄花(うすはな)ざくら眺むれば...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...東南の山あひに懷しく眺むる姿が...
吉江喬松 「山岳美觀」
...山頂を眺むるに一種の崇拜の情なしではゐられなかつた...
吉江喬松 「山岳美觀」
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