...其檣を眺むるともなく眺めて「破船」といふことを考へた...
石川啄木 「病院の窓」
...比企が谷の森の方(かた)を眺むれば...
泉鏡花 「活人形」
...そのとき枕をつけたまま眺むるに...
井上円了 「おばけの正体」
...業(わざ)をやめたるたましひは吐息(といき)に蒼(あを)きたましひは、たゞ眺むらむ、疲れはて、莟(つぼみ)の花に震ふ手を...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...東北郊に特有なる菜の花を眺む...
大町桂月 「春の郊外」
...前に廣庭を眺むる大弘間...
高山樗牛 「瀧口入道」
...しかも眼を挙げて一歩窓外を眺むれば...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...彼れ今無言にほゝゑみて愛兒眺むる傍にアンドロマケー近よりて...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...イデーに降りて戰場を眺むるのみ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...之を眺むるアカイアの軍勢われに怒るべし...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...其隆中の別天地空のあなたを眺むれば大盜競(き)ほひはびこりてあらびて榮華さながらに風の枯葉(こえふ)を掃ふごと治亂興亡おもほへば世は一局の棊なりけり...
土井晩翠 「天地有情」
...あたかも薄暮の花を眺むるが如し...
永井荷風 「江戸芸術論」
...白鷺一羽水上に舞ふ処(ところ)流れを隔てて白髯の老松(ろうしょう)を眺むるは今戸(いまど)の岸にやあらん(下巻第四図)...
永井荷風 「江戸芸術論」
...偏奇館の窗に倚りて対面の崖を眺むるに...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...夕立おそい来(きた)る時窓によって眺むれば...
永井荷風 「夕立」
...光り蟲しげく跳びかへる夜の海の青き面をや眺むらむあてなき瞳遠く放たれ息らひたまふ君が側へに寄りそへるに浪はやさしくさしきたりまたひき去る浪遠き渚に海月のひもはうちふるへ月しらみわたる夜なれや言葉なくふたりさしより涙ぐましき露臺の椅子にうち向ふこのにほふ潮風にしばなく鴎鱗光の青きに水流れ散りてやまずせかれぬ戀魚の身ともなりぬれば今こそわが手ひらかれ手はかたくあふるるものを押へたり...
萩原朔太郎 「歡魚夜曲」
...日毎に眺むる彼の森も空と同一(ひとつ)の色に成りぬ...
樋口一葉 「雪の日」
...東南の山あひに懷しく眺むる姿が...
吉江喬松 「山岳美觀」
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