「真直」の意味
まっすぐで曲がりがない
小説での「真直」の使い方
...太い黒い毛を頭の周囲で真直に梳(くしけず)り...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...私が真直ぐにそのような行為をしようものなら...
伊藤野枝 「「別居」について」
...真直ぐに立たないと映りませんよ...
犬養健 「亜剌比亜人エルアフイ」
...しかし真直ぐに立った小さな赤味を帯びた耳と...
魯迅 井上紅梅訳 「兎と猫」
...宇治は頸(くび)を真直に立て鋭く視線を前方に固定させ...
梅崎春生 「日の果て」
...狭いレエルを持つた一条(ひとすぢ)の連頭路が真直(まつすぐ)に真直に続いてゐるのが見わたされた...
田山録弥 「アカシヤの花」
...ただ真直な鼻であることだけで沢山だった...
豊島与志雄 「小説中の女」
...毛の逆立った眉が真直に刷(は)かれて...
豊島与志雄 「二つの途」
...扉から真直に外へぬけ出すのです...
豊島与志雄 「夢の図」
...真直ぐに北へ行けば一宮から岐阜へ出る街道を...
中里介山 「大菩薩峠」
...真直に大阪へ飛ぶことになっている...
中谷宇吉郎 「「もく星」号の謎」
...鼠色の壁は薔薇の蔓(つる)の届かぬ限りを尽くして真直に聳(そび)えている...
夏目漱石 「永日小品」
...彼女が黒檀(エボニー)の鞘(さや)に折り込まれたその刃を真直(まっすぐ)に立てずに...
夏目漱石 「道草」
...証拠「昨夜君は何時に社を出た?」「かっきり十時に出ました」「それから真直に家へ帰ったか?」「はあ真直に帰りました」「そうか...
平林初之輔 「犠牲者」
...大約一万五千呎(フイイト)乃至一万六千呎位真直に立つてゐるのである...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「うづしほ」
...真直(まっすぐ)に寺の庫裡(くり)の方に通じているらしかった...
堀辰雄 「三つの挿話」
...唯真直ぐに信じ、熱心に忍耐を実行して行くのである...
松永延造 「職工と微笑」
...その上ひどく酒ぐせが悪く酒を飲めば決して真直に家へかえれないという悪病をもった男で...
蘭郁二郎 「穴」
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