...真白い雪の常念が雪の中から出たり入ったりしていた...
板倉勝宣 「春の上河内へ」
...蝶の真白い山々を背負った穂高村にも春が一ぱいにやってきた...
板倉勝宣 「春の槍から帰って」
......
伊東静雄 「わがひとに与ふる哀歌」
...口からはなした朝日の吸口を緑色羅紗(ラシャ)の卓布に近づけて口から流れ出る真白い煙をしばらくたらしていると...
寺田寅彦 「喫煙四十年」
...真白い細かい歯並...
豊島与志雄 「子を奪う」
...薄い唇から覗いてる真白い歯――彼は彼女の美貌に喫驚した...
豊島与志雄 「子を奪う」
...お清の真白い顔が入口から覗いていた...
豊島与志雄 「反抗」
...真白いと見た谷は...
中里介山 「大菩薩峠」
...マドロスは料理場から金椎(キンツイ)が得意の腕を振(ふる)ってこしらえた大きな真白いお饅頭(まんじゅう)を五つばかり貰って...
中里介山 「大菩薩峠」
...真白い女の臀っぺたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...奔馬の紋(もん)のついた真白い着物を着た...
中里介山 「大菩薩峠」
...その真白い手は、僧の形に姿を変えた真三郎が、しきりに焦(あせ)って伸ばす手だ――届かない、お豊が助けて抱き上げて、背たけのつぎ足しをしてみたが、それでも届かない...
中里介山 「大菩薩峠」
...幼ない真白い腕と脚が...
山川方夫 「昼の花火」
...真白い羽二重(はぶたえ)のパジャマを引っかけながら...
夢野久作 「二重心臓」
...真白い雪の中に吸い取られてしまったのであろう...
夢野久作 「眼を開く」
...その真白い頬から大粒の涙の球が...
夢野久作 「笑う唖女」
...蝋(ろう)より真白い指が...
吉川英治 「三国志」
...真白い卓子にみるみる真赤な地図を描いて滲(にじ)み拡がった...
蘭郁二郎 「※[#「氓のへん/(虫+虫)」、第3水準1-91-58]の囁き」
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