「真底」の意味
物事の最も深い部分
「真底」の例文(場面別)
- 哲学・思想彼の議論は問題の真底に触れていたが、聴衆には理解されなかった。
- ビジネス分析市場調査の真底にある需要を捉えることが競合優位性につながる。
- 文学表現作者は人間の孤独という感情の真底を描き出した。
- 日常会話この事件の真底には、もっと複雑な事情がありそうだ。
小説での「真底」の使い方
...「同じ親切にも真底(しんそこ)からのと...
有島武郎 「或る女」
...私は真底から嬉しく思った...
太宰治 「東京八景」
...フオレスチャ夫人は真底から動かされてロイゼルの両手をしっかりと握った...
――モウパンサン―― 辻潤訳 「頸飾り」
...真底そうだからそういうのです」兄の神経の鋭敏なごとく自分は熱しやすい性急(せっかち)であった...
夏目漱石 「行人」
...とうてい真底から誠実に兄のために計る事はできないのだとまで思った...
夏目漱石 「行人」
...真底(しんてい)を自白すると...
夏目漱石 「行人」
...明らかに本心の真底までこの問題を受入れる心構えでいることだけだった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...自殺の無意義さを真底から知つてゐる者はゐないか...
北條民雄 「井の中の正月の感想」
...真底から空虚になつて来るやうな気がした...
牧野信一 「白明」
...真底からそんな人なのだか...
森鴎外 「雁」
...同様に鼻はその本人の真底の意志を少しも偽らずに表明しているものであります...
夢野久作 「鼻の表現」
...真底から恐懼(きょうく)しているふうでもない...
吉川英治 「大岡越前」
...たとえ真底からの味方ではないにしても...
吉川英治 「三国志」
...それが真底のお心なら一大事と...
吉川英治 「三国志」
...その真底はもう申しあげ尽しておる...
吉川英治 「新書太閤記」
...真底の交わりとも...
吉川英治 「新書太閤記」
...ついぞ真底(しんそこ)...
吉川英治 「新・水滸伝」
...おぬしの抱いている真底の目的を...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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