...その容態を看るべく京極家に迎へられた某といふ医者は...
薄田泣菫 「利休と遠州」
...適当に画面を看ることのできる位置にそれをかける場所がないのである...
津田左右吉 「芸術と社会」
...一時首(こうべ)を回(めぐ)らして月中に看る」の詩を罵(ののし)りて曰く...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...尚ほ困學紀聞は翁元圻注本によりて看るを便とすべし...
内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」
...余の論旨は旧劇は改作を施さざる限りなほ看るに足るべしといふにあり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...瓦町電車通に出で夜肆を看る...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...近頃は人形も看るに足らず...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...忽ち看る一人の船頭悠然舷(ふなべり)に立出で橋上の行人を眺めやりつつ前をまくって放尿す...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...仔細に給仕女の服装化粧を看るに...
永井荷風 「申訳」
...同氏の顔を知りたい方はそれを看るべしだ)であって...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...遒勁(いうけい)運動看るに足れり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは姑(しばら)く茶山が信美と其女(ぢよ)とを識つてゐたものと看る...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...既に蘭軒の家に出入して筆生の務に服したものと看るべきであらうか...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...浜野氏に請うて看ることを得た由緒書に拠れば...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...又狩谷翁の家は明神祭を看るに宜しかつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...必ず看る人の驚異を惹かずには措かない...
森田草平 「「青白き夢」序」
...ものごとを単純に看ることを許さなくなっていた...
山本周五郎 「はたし状」
...――山、我を看るか...
吉川英治 「私本太平記」
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