例文・使い方一覧でみる「相州」の意味


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...相州の武山や、房州の富山や、鋸山や、送る劍ヶ崎や、迎ふる觀音崎や、一種の友の心地して、煙草を吹けば、興味更に加はる...   相州の武山や、房州の富山や、鋸山や、送る劍ヶ崎や、迎ふる觀音崎や、一種の友の心地して、煙草を吹けば、興味更に加はるの読み方
大町桂月 「月の東京灣」

...弓ノ勝負モ結構デスガと将軍家もお笑ひになりながら昨日の相州さまの一言をそつくり真似ておつしやつて...   弓ノ勝負モ結構デスガと将軍家もお笑ひになりながら昨日の相州さまの一言をそつくり真似ておつしやつての読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...」と相州さまはひとりごとのやうに...   」と相州さまはひとりごとのやうにの読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...先日ちよつと相州さまや入道さまから遠まはしに何か言はれたからといつて...   先日ちよつと相州さまや入道さまから遠まはしに何か言はれたからといつての読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...相州さまも流石にそこは見抜いておいでの御様子で...   相州さまも流石にそこは見抜いておいでの御様子での読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...と聞いて相州さまは幽かにお笑ひになられました...   と聞いて相州さまは幽かにお笑ひになられましたの読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...とただもう幕府大事の相州さまなど御ところへまゐつて苦情を申し上げる始末で...   とただもう幕府大事の相州さまなど御ところへまゐつて苦情を申し上げる始末での読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...まいどの事なので相州さまにもそれがわからぬ筈はなく...   まいどの事なので相州さまにもそれがわからぬ筈はなくの読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...相州さまは真面目になつて...   相州さまは真面目になつての読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...三日、癸卯、小雨灑ぐ、義盛粮道を絶たれ、乗馬に疲るるの処、寅剋、横山馬允時兼、波多野三郎、横山五郎以下数十人の親昵従類等を引率し、腰越浦に馳せ来るの処、既に合戦の最中なり、仍つて其党類皆蓑笠を彼所に棄つ、積りて山を成すと云々、然る後、義盛の陣に加はる、義盛時兼の合力を待ち、新羈の馬に当るべし、彼是の軍兵三千騎、尚御家人等を追奔す、義盛重ねて御所を襲はんと擬す、然れども若宮大路は、匠作、武州防戦し給ひ、町大路は、上総三郎義氏、名越は、近江守頼茂、大倉は、佐々木五郎義清、結城左衛門尉朝光等、各陣を張るの間、通らんと擬するに拠無し、仍つて由比浦並びに若宮大路に於て、合戦時を移す、凡そ昨日より此昼に至るまで、攻戦已まず、軍士等各兵略を尽すと云々、酉剋、和田四郎左衛門尉義直、伊具馬太郎盛重の為に討取らる、父義盛殊に歎息す、年来義直を鍾愛せしむるに依り、義直に禄を願ふ所なり、今に於ては、合戦に励むも益無しと云々、声を揚げて悲哭し、東西に迷惑し、遂に江戸左衛門尉能範の所従に討たると云々、同男五郎兵衛尉義重、六郎兵衛尉義信、七郎秀盛以下の張本七人、共に誅に伏す、朝夷名三郎義秀、並びに数率等海浜に出で、船に掉して安房国に赴く、其勢五百騎、船六艘と云々、又新左衛門尉常盛、山内先次郎左衛門尉、岡崎余一左衛門尉、横山馬允、古郡左衛門尉、和田新兵衛入道、以上大将軍六人、戦場を遁れて逐電すと云々、此輩悉く敗北するの間、世上無為に属す、其後、相州、行親、忠家を以て死骸等を実検せらる、仮屋を由比浦の汀に構へ、義盛以下の首を取聚む、昏黒に及ぶの間、各松明を取る、又相州、大官令仰を承り、飛脚を発せられ、御書を京都に遣はす...   三日、癸卯、小雨灑ぐ、義盛粮道を絶たれ、乗馬に疲るるの処、寅剋、横山馬允時兼、波多野三郎、横山五郎以下数十人の親昵従類等を引率し、腰越浦に馳せ来るの処、既に合戦の最中なり、仍つて其党類皆蓑笠を彼所に棄つ、積りて山を成すと云々、然る後、義盛の陣に加はる、義盛時兼の合力を待ち、新羈の馬に当るべし、彼是の軍兵三千騎、尚御家人等を追奔す、義盛重ねて御所を襲はんと擬す、然れども若宮大路は、匠作、武州防戦し給ひ、町大路は、上総三郎義氏、名越は、近江守頼茂、大倉は、佐々木五郎義清、結城左衛門尉朝光等、各陣を張るの間、通らんと擬するに拠無し、仍つて由比浦並びに若宮大路に於て、合戦時を移す、凡そ昨日より此昼に至るまで、攻戦已まず、軍士等各兵略を尽すと云々、酉剋、和田四郎左衛門尉義直、伊具馬太郎盛重の為に討取らる、父義盛殊に歎息す、年来義直を鍾愛せしむるに依り、義直に禄を願ふ所なり、今に於ては、合戦に励むも益無しと云々、声を揚げて悲哭し、東西に迷惑し、遂に江戸左衛門尉能範の所従に討たると云々、同男五郎兵衛尉義重、六郎兵衛尉義信、七郎秀盛以下の張本七人、共に誅に伏す、朝夷名三郎義秀、並びに数率等海浜に出で、船に掉して安房国に赴く、其勢五百騎、船六艘と云々、又新左衛門尉常盛、山内先次郎左衛門尉、岡崎余一左衛門尉、横山馬允、古郡左衛門尉、和田新兵衛入道、以上大将軍六人、戦場を遁れて逐電すと云々、此輩悉く敗北するの間、世上無為に属す、其後、相州、行親、忠家を以て死骸等を実検せらる、仮屋を由比浦の汀に構へ、義盛以下の首を取聚む、昏黒に及ぶの間、各松明を取る、又相州、大官令仰を承り、飛脚を発せられ、御書を京都に遣はすの読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...その時ちやうど広元入道さまは、お宅にお客さまがあつてお酒盛をはじめていらつしやつたところに、和田左衛門尉さまのお宅に軍兵競ひ集るといふ報がはひり、入道さまは、お客さまも何も打捨て、衣服も改めずに御ところへ馳せ参じたのださうで、やがて後から相州さまも、三浦さま御一族からの内報に依りただいま和田氏挙兵の事を聞き及びましたと言つて、実に落ちつき払つて御ところへ参入いたしましたが、御承知のとほり三浦さまは、もともと和田さまとは御一族で、このたびの和田氏の謀逆にも御一族のよしみを以て加盟を致し、起請文までお書きになりながら、この日にはかに和田氏を裏切り、こつそり相州さまのお宅へ行つて和田氏の今日の蜂起を言上いたしましたのださうで、この三浦氏御一族の裏切さへ無かつたならば、或いは、この合戦も和田氏の勝利となり北条氏全滅の憂目に逢つたかも知れず、それほど大事なところなのに、相州さまは、その時お宅でお客と囲碁の最中で、さうして三浦左衛門尉さまの手柄顔なる密告に接しても、ちよつと振り向いて軽く左衛門尉さまに会釈をしただけで一言のお礼もおつしやらなかつたさうで、やがて静かに立ち上りながらも碁盤からお眼をはなさず、ゆつくりと囲碁の御勝負の結果を目算なされ、どうやらこちらが二目の勝ちのやうです、と低く呟いて、それからお客に失礼を詫び、素早く衣服を着換へ、折烏帽子を立烏帽子に改めて、馬を飛ばして御ところに駈けつけたとか、入道さまの見苦しい狼狽振りと較べて、いかに相州さまが武人の故とは言へ、なかなか、ただものの出来る芸当ではないと、これはのちのちの評判でございました...   その時ちやうど広元入道さまは、お宅にお客さまがあつてお酒盛をはじめていらつしやつたところに、和田左衛門尉さまのお宅に軍兵競ひ集るといふ報がはひり、入道さまは、お客さまも何も打捨て、衣服も改めずに御ところへ馳せ参じたのださうで、やがて後から相州さまも、三浦さま御一族からの内報に依りただいま和田氏挙兵の事を聞き及びましたと言つて、実に落ちつき払つて御ところへ参入いたしましたが、御承知のとほり三浦さまは、もともと和田さまとは御一族で、このたびの和田氏の謀逆にも御一族のよしみを以て加盟を致し、起請文までお書きになりながら、この日にはかに和田氏を裏切り、こつそり相州さまのお宅へ行つて和田氏の今日の蜂起を言上いたしましたのださうで、この三浦氏御一族の裏切さへ無かつたならば、或いは、この合戦も和田氏の勝利となり北条氏全滅の憂目に逢つたかも知れず、それほど大事なところなのに、相州さまは、その時お宅でお客と囲碁の最中で、さうして三浦左衛門尉さまの手柄顔なる密告に接しても、ちよつと振り向いて軽く左衛門尉さまに会釈をしただけで一言のお礼もおつしやらなかつたさうで、やがて静かに立ち上りながらも碁盤からお眼をはなさず、ゆつくりと囲碁の御勝負の結果を目算なされ、どうやらこちらが二目の勝ちのやうです、と低く呟いて、それからお客に失礼を詫び、素早く衣服を着換へ、折烏帽子を立烏帽子に改めて、馬を飛ばして御ところに駈けつけたとか、入道さまの見苦しい狼狽振りと較べて、いかに相州さまが武人の故とは言へ、なかなか、ただものの出来る芸当ではないと、これはのちのちの評判でございましたの読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...相州も言つてゐた...   相州も言つてゐたの読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...爺(とつ)さん家は何處だえ」「相州小田原在(ぜえ)でごぜえますだアよ」「少し遠いな」八五郎は遙かの夜空に小手をかざします...   爺さん家は何處だえ」「相州小田原在でごぜえますだアよ」「少し遠いな」八五郎は遙かの夜空に小手をかざしますの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...脇差だが、相州物で、なか/\のワザ物らしいよ」「おや、此處に簪(かんざし)がありますよ」八五郎は道の端つこ、雜草の中から銀の華奢(きやしや)な平打の簪を拾ひました...   脇差だが、相州物で、なか/\のワザ物らしいよ」「おや、此處に簪がありますよ」八五郎は道の端つこ、雜草の中から銀の華奢な平打の簪を拾ひましたの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...裏山に帰らぬ夏を呼ぶ声の侮り難しあきらめぬ蝉これは良人を失つた年の初秋相州吉浜の真珠菴で盛な蝉の声を聞きながら...   裏山に帰らぬ夏を呼ぶ声の侮り難しあきらめぬ蝉これは良人を失つた年の初秋相州吉浜の真珠菴で盛な蝉の声を聞きながらの読み方
平野萬里 「晶子鑑賞」

...(附記――経川槇雄作「マキノ氏像」は現在相州足柄上郡塚原村古屋佐太郎の所蔵に任してある...   (附記――経川槇雄作「マキノ氏像」は現在相州足柄上郡塚原村古屋佐太郎の所蔵に任してあるの読み方
牧野信一 「ゼーロン」

...○南京豆は相州産を良しとす...   ○南京豆は相州産を良しとすの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...東京近くでは相州の奥の山に近ごろになってわずかにその植林が始まった...   東京近くでは相州の奥の山に近ごろになってわずかにその植林が始まったの読み方
柳田国男 「雪国の春」

「相州」の読みかた

「相州」の書き方・書き順

いろんなフォントで「相州」

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