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饗庭篁村 「木曾道中記」
...直段(ねだん)は何程(いくら)かと聞くと...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...猪口(ちょく)の直段(ねだん)を付け居り申し候...
服部之総 「空罎」
...以て小説の直段(ねだん)を定むるは是れ批評家の当に力むべき所たり...
二葉亭四迷 「小説総論」
...我邦の婦人は無益な遊び事にかかると時間の長いのや直段の高いのを少しも厭(いと)いません...
村井弦斎 「食道楽」
...この頃はムツの子が沢山取れて直段(ねだん)も廉(やす)いようですがあれなんぞは日本料理にしてあんまり美味しい魚でありません...
村井弦斎 「食道楽」
...病院では何でも廉(やす)い玉子玉子と言って直段(ねだん)さえ廉ければ上海玉(しゃんはいたま)でも腐りかかった玉子でも何でもお買いなさると...
村井弦斎 「食道楽」
...第十九 人の噂妻君は料理に夢中なり「薩摩芋がこんなに美味(おい)しくなるなら直段(ねだん)の高い物ばかり買わないで毎日お芋料理を致しましょう...
村井弦斎 「食道楽」
...何でもロース肉に限ると思ってわざわざ直段(ねだん)の高い処を買って不適当な料理にするがロース肉はロースにする時ばかり適当なのでビフテキには不適当だよ...
村井弦斎 「食道楽」
...同じ大(おおき)さでも房州の鯛と三浦の鯛とは直段(ねだん)が半分以上も違うからね」と妻君にまでとんだとばっちり...
村井弦斎 「食道楽」
...我邦ではまだ去勢術が盛に行われんから直段の高下もない代りにその肉も容易に得られない...
村井弦斎 「食道楽」
...その肉を同じ直段(ねだん)に売るとしても倍以上の利益があるのに...
村井弦斎 「食道楽」
...それに直段(ねだん)も高いし滅多(めった)には出来ないお料理ですね」お登和「一々鯛をお買いなすってその頭をスープになすってはお高いものになりますけれども...
村井弦斎 「食道楽」
...世間の人は直段(ねだん)さえ高く出せば上等の品物が買えると思って更にその品質を検査しませんけれども徳義のない商人の跋扈(ばっこ)する世中(よのなか)では決してそう参りません...
村井弦斎 「食道楽」
...醤油は一家族の人が毎日口へ入れるものですからよくその直段の高下と品質の善悪を調べておかないと一年中の経済になかなか相違があります...
村井弦斎 「食道楽」
...直段(ねだん)少々上(のぼ)り而(て)も不苦候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...御払直段に而頂戴仕度段奉願上候所...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...直段(ねだん)が安いそうであったから...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
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